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懐かしい
もはや自分がどうしていたかさえも
明確に記憶していない
私の全てが
ここに残っている
データというのは
永遠に残り
簡単に消える
ちゃんと
自分の意思は
これまでに示してきた
過去を辿って
今を追って
未来はどうしようか
同じ人が言えば同じ言葉になる
しかし
その在り方は変わりゆく
忘れて
覚えていなくたって
経験というのは
脳に染みているから
それは今ということになる
かも、知れないね
知らない
よく知られた自衛法だ
私は責任を負わないと
貴方の選択にあたると
悪く言えば
いや、
逆と呼ばれる人は
優等生だと
背中に傷を負ってもなお
その立場を引き受ける
決して表に傷を見せず
自身が描いた理想を守っている
しかし
自傷行為だと
解釈することすらできる
自衛をしていないのだから
大丈夫なはずは無い
無いはず
けれど
それを錯覚させる程に
できすぎてしまった
助けて欲しいと
言った
人が思うより
助けなければ
溺れてしまうような
人間とはそうゆうものだ