テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

一覧ページ

その蒼い瞳は黒く淀む

第7話 - 過去編　~記憶~

251

2024年11月29日

#闇堕ち

#潔闇堕ち

#潔脱落

#ブルーロック

#闇潔

斬泊

主

どうも主です

主

♡をたくさんありがとうございます

主

あと黒名の口調のアドバイスありがとうございます！

主

今日も頑張ります

Isagi

がんばれー！

主

今回は潔くんの過去編です

主

では

Isagi

スタート！

俺は潔世ー

Iyo

ねぇ、一世

Iyo

見て、よっちゃんが笑ってる

◯◯◯◯年　4月1日

俺は潔家へ迎えられた

Isagi

あー

Iyo

ふふふ、なんて言ってるんだろうなー？

俺は幸せな家族に生まれた

いい親を持って生まれた

サッカーの才能も持って生まれた

強運も持って生まれた

だからって俺は勘違いしてたんだ

この才能が…

この幸せが…

俺に仇をなすことも知らずに…

10年後

モブ1

おまえ、ムカつくんだよなぁ

モブ1

俺たちより後に入部してきたのに

モブ1

おまえばっかが監督に気に入られて

Isagi

すみません…

ﾎﾞｺｯ

ﾊﾞｷｯ

Isagi

ｳｯ、ｲﾀｲ、すみま"せん

Isagi

やめて…

モブ1

は？

モブ1

じゃあ、◯ねよ

モブ1

おまえは分かってるだろ？

モブ1

俺たちに逆らったら

どうなるのかを

Isagi

…は、い

モブ1

明日もここに来いよ

俺はこの恵まれた才能のせいで

Isagi

はい…

いじめられた

だがある日

Isagi

いってぇ

俺は運命的な出会いをした

Isagi

クソっ

Isagi

あいつらなんか、◯ねばいい

いつも通り

いじめられて

家に帰る途中だった

???

Hey, du(おい、おまえ)

突然、全身黒ずくめの男に話しかけられた

Isagi

え？

Isagi

ドイツ語？

俺の親は俺が生まれる前まではドイツに住んでおり少しは聞きとれた

Isagi

俺…ですか？

ここから翻訳機を通じての会話となった

???

『なんでそんな傷だらけなんだ？』

Isagi

おまえには関係ないよ…

Isagi

俺が恵まれすぎただけだから…

???

『名前は？』

Isagi

よいち

Isagi

いさぎよいち

???

『おまえの全てを教えてくれ』

???

『俺は…』

ミヒャエル・カイザー

これが

Isagi

え…

ミヒャエル・カイザーとの

Kaiser

『急に話しかけて悪かったな』

ファーストコンタクトだった

Isagi

(何故か、この人と居るのは心地いい)

そして俺たちは公園へ向かった

Kaiser

『で、その傷はどうした？』

Isagi

いじめ

Isagi

俺、いじめられてる

Kaiser

『そうか…』

Isagi

俺、いつも辛いのを我慢してる

Isagi

けどずっと痛い…

Isagi

胸の奥が痛い…

Kaiser

『そんなに辛いのか…』

Isagi

う、うん

Kaiser

『じゃあ全部吐き出しちゃえばいい』

Isagi

うん、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥｀)

Kaiser

『大丈夫だ』

この日から俺は

Isagi

カイザーは辛くなることある？

毎日、この公園に通うようになった

Kaiser

『ああ』

カイザーに会うために

Kaiser

『俺は愛されたかった』

会って話をするために

Kaiser

『だがもう大丈夫そうだ』

一緒に"楽しいサッカー"をするために

Kaiser

『おまえがいるからな、世ー』

俺は通い続けた

Isagi

え？

幸せを見つけるために

Isagi

まあ、ありがとう

Kaiser

『安心しろ、俺がおまえをしっかり…』

守ってやるから

だがある日

Isagi

カイザー？

Isagi

大丈夫？

Isagi

具合悪い？

Kaiser

『ごめんな、世ー』

Kaiser

『実は明日ドイツに帰らなきゃ行けなくなった』

Isagi

え

Isagi

やだ

Isagi

行かないで！

Kaiser

『ごめんな、けど俺のマスターが呼んでてな』

Isagi

明日の何時？

Kaiser

『明日、夜11時だ』

Isagi

…く

Kaiser

『？』

Isagi

行く！

Isagi

お見送りに行く！

Kaiser

『ああ、じゃあ待ってるぞ！』

Isagi

おう！

Isagi

カイザー！

Isagi

お見送りに来たよ！

Kaiser

『ありがとな』

Isagi

行かないでよ、(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥｀)

85S67便　ドイツ行きの飛行機に搭乗されるミヒャエル・カイザー様

Isagi

俺はカイザーのおかげで幸せなんだ！

ファイナルコールです

Isagi

日本で待ってるからな！

Kaiser

『おう』

Kaiser

『いつか、ドイツにも遊びに来いよ！』

Isagi

うん

Isagi

ばいばーい、今までありがとうカイザー(泣

Kaiser

『こっちこそ今までありがとな』(泣

Isagi

ばいばーい(泣

Isagi

いつかまた会おう！(泣

Kaiser

『おう、じゃあな』(泣

Isagi

カイザーがいなくて寂しい…

Isagi

とにかく遅いし帰るか…

モブ1

ﾎﾞｺｯ(殴

Isagi

ｳｯ、だれ、だ？

モブ1

おまえ最近嬉しそうでムカつくんだよ

モブ1

◯ねよ

Isagi

まて…

Isagi

(無理だ、傷が深すぎる…)

Isagi

(ああ、体が冷えてく…)

数分後

Isagi

(だれか、たすけて…)

ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰ

Isagi

(きゅうきゅうしゃ…)

Isagi

(おれ、◯ぬのか…)

大丈夫ですか？

Isagi

(なんかきこえる…)

Isagi

お、かあ、さん

Isagi

お、とうさ、ん

Isagi

ごめん…

それが潔世ーの最後の言葉だった

と思った

まもなく、ドイツへ到着します

Kaiser

元気にしてっかなー？

Kaiser

は？

Kaiser

これって

Kaiser

世ーが住んでるとこじゃ…

今日未明

◯◯区　中央街にて　15歳の少年が謎の通り魔に金属バットで頭部を殴られ、病院に搬送されました

搬送されたのは

一難高校1年生

潔世ーさん

現在意識不明の重体です

逮捕されたのは同じ一難高校に通っていると思われる小林可夢偉(こばやし　かむい)容疑者　17歳

Kaiser

は？

Kaiser

よいち、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥｀)

Kaiser

なんでだよ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥｀)

Kaiser

守るって約束したのに…

Kaiser

俺が…

復讐してやる

ﾋﾟｰﾋﾟｰ

Iyo

___ちゃん、(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥｀)

おかあさん？

Issei

大丈夫だ、伊世

おとおさん？

Issei

____は起きてくる

Issei

そう信じてる

　なかないで…

Iyo

あ…

Iyo

____の調子はどうですか？

あれ？

医者

だんだん回復してきました

俺って誰だっけ？

医者

今日か明日中には起きるでしょう

ここはどこだ？

Isagi

んー

Iyo

あ！

Iyo

___ちゃん、起きてきた

Iyo

おはよう(*^ω^*)

Isagi

？？

Isagi

ここはどこ？

Isagi

おれはだれ？

Iyo

ここはね病院よ

Iyo

で、あなたは潔世ー

Iyo

私たちの息子

Isagi

うん…

なんでだろう

なんかたいせつなもの

わすれてるきがする

医者

潔さん

医者

世ーくんは脳への損傷が深すぎます

医者

目が覚めたとしても…

今までの記憶を失っているでしょう

Iyo

嘘…

医者

だが、リハビリを頑張ればある程度の記憶は戻ります

医者

世ーくんが起きてきたら、優しく接してあげてください

Iyo

わかりました

もう一度よっちゃんの笑顔を見るために

Iyo

お母さんも頑張らなきゃ

Iyo

よっちゃん、サッカーボールいる？

Isagi

さっかー？

Iyo

よっちゃんの大好きだったスポーツだわ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥｀)

Isagi

おかあさん

Isagi

なかないで…

Iyo

ごめんね、よっちゃん

Iyo

お母さん頑張らなくちゃ

Kaiser

世ー

Kaiser

約束したじゃないか、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ(泣

綺麗な星だなァ

Kaiser

まるで世ーの輝く蒼い瞳みたいだ

Kaiser

もう一度その…

素敵な笑顔が見たい

その蒼い瞳は黒く淀む

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

251

3件

世一の過去泣けてくる( ´•̥ω•̥`)

コメントありがとうございます！

やばい、なんか、目からたれてくる、

斬泊

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

その蒼い瞳は黒く淀む

第7話 - 過去編　~記憶~

作者の他の作品すべて見る

#闇堕ちの新着小説
一覧

関連するタグ

その蒼い瞳は黒く淀む

第7話 - 過去編 ~記憶~

作者の他の作品すべて見る

#闇堕ちの新着小説一覧

関連するタグ

第7話 - 過去編　~記憶~

#闇堕ちの新着小説
一覧