幽霊

私は小学校の時から幽霊が見えるの

でも見えないふりをしていたの。

なぜかと言うとめんどうになりそうだからなの

でも

幽霊にちょっかい出される

それが嫌だったんだ

また邪魔されるのかーと思うと嫌でした。

スラスラできて

最近幽霊にも邪魔されなくなった

成仏されたのかな？

まぁ楽になったからいいけどね

ある日

私は中学生になり

好きな後輩ができた。

ようくん。

ようくんの呼び方が好きようくんの口癖が大好き

ようくんの瞳がすごく好き

私は中三で卒業も近いのに告白もできないまま終わるのは嫌だ

でも告白する勇気もなければ怖くて言えない

足がすくむ

今日こそ言おうとしたのに

はあ

またダメだ

そして翌日

ようくんと話したくて学校一にきたのに

自殺をしたようくん

首に包丁を刺したらしい

理由は親は暴力を降ってくるので

耐えきれない

との理由で自殺をした。

親は笑っていたらしい

最低な親だと思った

そうお墓参りをして帰ろうとすると

なにかに吸い寄せられるような感覚帰りたくなくなる

ようくんが手を掴んでるかのような感覚帰りたくないここにいたいよ

そんな気持ちがよみがえる

最後に

僕もというかのように暖かくなった

卒業式

そう言って帰り道

お墓によった

パンパン

そう言って手を叩いた私

振り返らず帰ろうとしたその時

道が暗くなった

どうしよう前が見えない

誰か助けてよ！！！

そう何度も言おうとしたのに口に出せないそれになにこれ金縛りみたいに苦しい

なによ！

これ！

やだ誰かに掴まれた幽霊！？

嘘

あれっ

でもなにか違う

抱きしめられてるの？！

なんだか暖かい布団みたい

ずっとこのままがいいと感じるのは私だけなの？

その声はっ！？

そう

うなずいた私

それに大して笑ってくれたようくん

最後に笑われた感じがしました。

ごめんねと笑われた