もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
3
2
1
不破湊
不破湊
甲斐田晴
不破湊
家主の声につられ 振り向いた瞬間
不破湊
甲斐田晴
棚の角に踵(かかと)を ぶつけてしまった。
ビリビリと痺れるような痛み。
甲斐田晴
不破湊
不破湊
甲斐田晴
俺の足を冷やそうと 氷を用意し始めた晴。
しかし俺は 違和感に気付く。
不破湊
甲斐田晴
甲斐田晴
甲斐田晴
不破湊
不破湊
甲斐田晴
不破湊
甲斐田晴
しょんぼりと肩を落としつつ それでも 俺の足に氷を当ててくれる
好きだなぁ。
不破湊
甲斐田晴
不破湊
不破湊
甲斐田晴
不破湊
甲斐田晴
空色の 曇りのないガラス玉のような瞳に 疑問の色が浮かぶ。
甲斐田晴
不破湊
どういうこと??
はてなマークが晴の周りを クルクルと回っている。
その綺麗な瞳は 俺を捉えたまま。
不破湊
甲斐田晴
甲斐田晴
ゆるりと 着ていたジャージの チャックを下ろす。
勿論 中には何も纏っていない。
甲斐田晴
不破湊
甲斐田晴
甲斐田晴
不破湊
晴は着ていた そのカーディガンを 俺の肩に掛け、
不破湊
不破湊
勢いよく抱き上げた。
不破湊
甲斐田晴
不破湊
甲斐田晴
不破湊
コイツは抱えるの慣れてないし 俺だって抱えられるのに 慣れていない。
ヨタヨタとふらつく足取りで それでもしっかりと抱きかかえて ゆっくりとベッドへと 歩みを進める。
甲斐田晴
不破湊
甲斐田晴
不破湊
甲斐田晴
不破湊
不破湊
甲斐田晴
不破湊
なんて、 中身のない会話をしながら。
甲斐田晴
不破湊
ベッドに座らせられる。
甲斐田晴
不破湊
甲斐田晴
甲斐田晴
不破湊
甲斐田晴
不破湊
甲斐田晴
その広くて薄い肩に 腕を回し、 ふわふわの髪を引き寄せる。
そして 甘い甘いキスをした。
不破湊
甲斐田晴
絡み合う舌 唾液がくちゅくちゅと 音を立てて
あぁそれだけで。
愛が、想いが。
不破湊
甲斐田晴
不破湊
晴のズボンに手を伸ばし そのチャックに手をかける。
甲斐田晴
ダメだダメだと言いつつ 強く俺の手を止めない
不破湊
不破湊
甲斐田晴
あらわになったそれを 口に含む。
不破湊
甲斐田晴
ゾクゾクしている その顔
それが本当に堪らない。
早く俺をめちゃくちゃにして 愛して
愛して
愛してほしい。
甲斐田晴
甲斐田晴
快感に顔を歪め ポロリとこぼした その呼び名に少しカチンときて
口に含んでいたそれを 少し噛んだ。
甲斐田晴
不破湊
それから口を離し 垂れる唾液を手で拭いながら 歯を見せて脅すと オドオドと困ったように 眉尻が下がった
甲斐田晴
不破湊
甲斐田晴
不破湊
ほんの少し圧をかけるだけで こうだ。
これだから可愛くて堪らない
不破湊
甲斐田晴
そんなに痛かったのだろうか スリスリと自分のそれを 指の腹で撫でながら 口をとがらせている。
不破湊
不破湊
甲斐田晴
ニコニコと微笑みながら ベッドに座っているその膝に 顔を乗せ覗き込む
その顔は
甲斐田晴
甲斐田晴
不破湊
酷く歪んだ笑みを含んでいた
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
もくもくの
コメント
2件
作品めっちゃよかったです! ぇ、入院て…大丈夫ですか?