この作品はいかがでしたか?
203
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るぅの(きゃぴッ)
るぅの(きゃぴッ)
るぅの(きゃぴッ)
るぅの(きゃぴッ)
中学生時代、
幼なじみの親友が目の前で事故死した
あまりに急で、現実を受け入れられなかった俺は
少し精神を病んで
体中を血が出ても止めずにかきむしったり、
拒食症になったり
窓から
❤
❤
と…
飛び降りようとしたりした
あまり覚えてはいないが、幼なじみが車にはね飛ばされれる瞬間が
フラッシュバックして
耳がちぎれ掛けるまで耳たぶの 付け根を掻きむしったり
していた記憶はある。
とにかく突発的にパニックを起こして
自傷行為を始めるので
親や"兄"が付きっきりだった。
❤
夜中にふと目を覚ますと、
俺のベッドの下に兄が布団を敷いて寝ていて
💖
お互いの手首を、紐でしっかりと結んであった
その時はなんだか久しぶりに頭がクリアで
❤
❤
と、涙が出た
涙を拭こうとしたら、その動きで兄が飛び起きて
💖
と俺にしがみついた
俺が泣いていてパニックを起こさていないのを見ると、
💖
安心したように俺を抱きしめる
💖
と笑顔になった。
お兄ちゃんの腕や顔には引っ掻き傷沢山あって、
自分がやったんだと気づいて
❤
また泣いた。
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と撫でて一緒に泣いてくれた。
その夜から
少しづつ頭がはっきりする時間が増えて
ご飯を食べても吐かなくなった
今思うと兄は2歳年上なので、
その時高校受験を控えていた 中学3年生だったはず。
俺は1年近く休んで、中一をもう1度やることになったけど
お兄ちゃんが現役で 志望高校に合格できて良かった。
両親も優しく気遣ってくれてたけど、
幼なじみとの共有の思い出がある
兄が一緒に泣いてくれたから
幼なじみの死を受け入れられたんだと思う
なんて言うか、あの時の俺には悲しみに寄り添ってくれる人が必要だったんだと思う。
~𝑬𝑵𝑫~
コメント
8件
あ、好き
は、まじすこ