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#マネージャー
りお
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りお
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菜津奈
床に這いつくばる私を見下ろしていた菜津奈の顔が、一瞬で見たこともないような乙女の表情に変わった。
教室の入り口に立っていたのは、白鳥沢バレー部の白布賢二郎。
いつもクールで冷徹な彼が、なぜか少し焦ったような、それでいてどこか熱を帯びた視線を菜津奈に向けている。
そう、学内でも有名な話だった。
白布賢二郎は菜津奈のことが好きで、菜津奈もまた、白布のことが好き。
二人はお互いに想い合っている関係だったのだ。
白布賢二郎
白布は少し耳を赤くしながら、ぶっきらぼうに視線を逸らした。大好きな菜津奈のことが心配で、わざわざ他クラスの教室まで様子を見にきていたのだった。
菜津奈は嬉しそうに頬を染めると、すぐに勝ち誇ったような歪んだ笑みを私に向けた。
菜津奈
歌穂
歌穂が調子に乗って言い放つと、私の元親友である美奈実と愛も
愛
と、白布と菜津奈に媚びるように大爆笑した。
白布賢二郎
白布は眉をひそめ、床に転がっている私をゴミを見るような冷たい三白眼で見下ろした。
大好きな菜津奈から「この女が俺を狙っている」と聞かされた白布の目に、明確な嫌悪感が宿る。
白布賢二郎
主
白布の容赦ない言葉に、菜津奈は嬉しそうに胸を咲かせ
歌穂、美奈実、愛の3人は「キャー! 白布くん超カッコいい!」
「桜、マジで振られてやんの!」と手を叩いて囃し立てた。
私の憧れだった白布賢二郎。
彼さえも、大好きな菜津奈の言葉だけを信じて私を冷酷に突き放す。
両想いの二人の強い絆のせいで、私のいじめの状況は、さらに言い訳の通じない最悪の泥沼へと突き落とされてしまった。
歌穂
私のスクールバッグを床に蹴り落とした歌穂が、菜津奈の腕に寄り添いながら、わざとらしくため息をついた。
そう、歌穂と菜津奈は、この一軍グループの中でも誰も立ち入れないほどの固い絆で結ばれた「大親友」だったのだ。
歌穂にとって、親友の菜津奈が恋する白布賢二郎との関係は何よりも大切で、それを脅かす(と勝手に思い込んでいる)私は、絶対に排除すべき敵だった。
菜津奈
菜津奈は、一番の理解者である大親友のかほに背中を押され、さらに目を細めて私を睨みつけた。
二人の強い信頼関係を前に、私の元親友だった美奈実と愛は、完全に引き立て役に回っていた。 「ほんとそれ! 歌穂ちゃんと菜津奈ちゃんの言う通り!」
愛
美奈実と愛は、一軍のトップ2人である菜津奈とかほの顔色を伺いながら、必死に太鼓持ちをして私に冷たい言葉を浴びせる。
大親友である菜津奈のために動き、白布を巻き込んで私を追い詰める歌穂。
歌穂の言葉を全面的に信頼し、白布の前で可愛く、そして私の前では残酷に振る舞う菜津奈。
白布が「二度と菜津奈に近づくな」と言い放って教室を去った後も、4人の冷酷な視線が私に突き刺さる。
歌穂
菜津奈
歌穂
固い友情で結ばれた菜津奈と歌穂、一軍トップ2人に、私を裏切った美奈実と愛。
この4人の強固な壁を前に、私は白鳥沢学園の教室の片隅で、完全に逃げ道を塞がれてしまった。
歌穂
菜津奈
主
コメント
1件
うわぁ…読み終わって、胸がぎゅーってなったよ🥀 白布くんまでもが菜津奈ちゃんの言葉だけ信じて、主人公のこと突き放しちゃうの、辛すぎる…。憧れてた人が“そっち側”だった瞬間、もう逃げ場どこにもないんだもんね。菜津奈とかほの“固い絆”が、むしろ主人公を追い詰める道具になってるの、すごく重いし、リアルで胸が痛いよ。 続き、どうなっちゃうんだろう…次回のお泊まり会、絶対ただの愚痴大会じゃ済まない気がして、心臓バクバクする。りおさんの書く“言葉の暴力”の描写、毎回流石だなって思うよ。更新待ってるね🖤