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オルトロス
おーいルクス－！
ルクス
あれ？オル君じゃんどうしたの？
オルトロス
お前の母ちゃんって宮廷魔術師なんだってな！
父ちゃんが言ってたんだ！
父ちゃんが言ってたんだ！
ルクス
うんそうだよ
でもどうしたの？
でもどうしたの？
オルトロス
ってことはお前ある程度は魔道具とかモンスターとか知ってるよな？
ルクス
まあある程度ならね
オルトロス
じゃあ俺に料理の魔道具教えてくれ！
ルクス
えぇ…いきなりだね…
ルクス
でもなんでそんなこと聞いてきたの？
そんなに料理に興味あったっけ？
そんなに料理に興味あったっけ？
オルトロス
いやさ
オルトロス
俺の家って母ちゃんがなんか放浪してるらしくてあんまり帰ってこないんだよ
ルクス
たしかにそうだね
オル君のお母さん騎士団大隊長の君のお父さんのことステゴロで捻っちゃうもんね
オル君のお母さん騎士団大隊長の君のお父さんのことステゴロで捻っちゃうもんね
オルトロス
そうなんだ
だから父ちゃんがご飯作るんだけどさ
だから父ちゃんがご飯作るんだけどさ
オルトロス
ものすっっっっっごく不味いんだわ
オルトロス
このままじゃ生命の危険感じるくらい
ルクス
…なるほどね
ルクス
だから自分で作るために私に便利な魔道具とか料理が効率よく進む物を聞きに来たと
オルトロス
よく自分で作るって分かったな
心も読めるのか!?
心も読めるのか!?
ルクス
まあ…そんな感じだよ
ルクス
とまあそんな話は置いておいて
ルクス
そう言うことなら私に任せなさい！
今回は３つの物を教えてあげよう！
今回は３つの物を教えてあげよう！
オルトロス
本当か!?
頼むお前しかいないんだ！
頼むお前しかいないんだ！
ルクス
ふっふっふ
ルクス
任せなさい！
ルクス
じゃあまずは特殊魔法石だよ！
ルクス
この魔法石が他の魔法石と違う所は回りの植物とか新鮮な動物の死体とかの栄養分をすいとって自分のなかに蓄えることなんだ！
だから場所によっていろいろ味が違っててね！ある場所では野菜の豊かな香りだったりある場所では獣の肉の風味だったり面白い石なんだ！
だから場所によっていろいろ味が違っててね！ある場所では野菜の豊かな香りだったりある場所では獣の肉の風味だったり面白い石なんだ！
ルクス
そして味がするからよくスープとかの下味に用いられてたりするんだ！
オルトロス
すっげぇなんだその石めちゃくちゃ便利じゃんか！
ルクス
でしょ!?
実はこれ何回でも使えて凄い便利なんだ！
お母さんもよくこれを使って美味しいスープを作ってくれるんだ！
実はこれ何回でも使えて凄い便利なんだ！
お母さんもよくこれを使って美味しいスープを作ってくれるんだ！
オルトロス
うまそうだなぁ…俺も食べたい…
ルクス
今度一緒に食べよ！
お母さんにお願いしとくね！
お母さんにお願いしとくね！
オルトロス
いいのか!?
やったぁ！
やったぁ！
ルクス
じゃあ次はソイソースライムだよ！
このスライムは乾燥した豆を好んで食べるって言うちょっと変わった性質があってね
でももっと不思議なのが絞ると塩味の調味料が取れるんだ！
このスライムは乾燥した豆を好んで食べるって言うちょっと変わった性質があってね
でももっと不思議なのが絞ると塩味の調味料が取れるんだ！
オルトロス
塩味…？
だったら普通の塩でよくないか？
だったら普通の塩でよくないか？
ルクス
甘いな～
このスライムが出す調味料にはコクがあってね
このコクが塩で味付けするより料理をおいしくさせるときがあるんだ！
このスライムが出す調味料にはコクがあってね
このコクが塩で味付けするより料理をおいしくさせるときがあるんだ！
オルトロス
はえー…不思議な味なんだな
ルクス
実はオル君がよく食べてる私のお母さん手作りのサンドイッチにはいってるお肉はこの調味料で味付けしてるんだ
オルトロス
あの味なのか!?
いつも不思議に思ってたんだ！
いつも不思議に思ってたんだ！
オルトロス
ただの塩であんな味出せるわけがないだろうって！
ルクス
でしょでしょ！
ルクス
あとこのスライムもう一個不思議な所があってね
豆を取り込んだあとしばらくすると変な茶色い調味料を出すんだ
豆を取り込んだあとしばらくすると変な茶色い調味料を出すんだ
オルトロス
茶色い…？
それってうんk
それってうんk
ルクス
違うよ？(圧)
ルクス
これはスライムに取り込まれた大豆がスライムが持ってる魔力で変化したものなんだよ
この調味料もおいしくてね
魚を煮詰めた鍋にいれるとふんわり優しい味がつくんだ！
この調味料もおいしくてね
魚を煮詰めた鍋にいれるとふんわり優しい味がつくんだ！
オルトロス
もしかしてよくご馳走してくれるあの茶色い汁か？
ルクス
そうそうそれだよ！
オルトロス
まじか…スライムから出てきたものがあんなに美味しいのか…
ルクス
不思議だよね～
やっぱ魔力って凄いんだね！
やっぱ魔力って凄いんだね！
オルトロス
確かにな
ルクス
じゃあ知ってるかもだけど最後にこのお鍋だね
ルクス
お母さんから借りてきたんだ
オルトロス
これ…?
ただの鍋にしか見えないけど
ただの鍋にしか見えないけど
ルクス
あれ？知らないんだ
ルクス
でももし始めてみるならそんな反応だよね
ルクス
これは水の温度が普通よりもっと高い温度になる魔術がかけられてる特製の鍋なんだ！
ルクス
水の温度が普通よりもっと高いから火の通りにくい具材とかすぐに火が通るんだ！
オルトロス
すっげぇ便利だなそれ！
それ使うと料理時間が短くなるのか！
それ使うと料理時間が短くなるのか！
ルクス
そう言うこと！
ルクス
だからお母さんも凄い楽だっていつも言ってるんだ！
オルトロス
家にも欲しいな…お父さんにねだるかな…
ルクス
え？
うちのお母さん君のお父さんにあげたって言ってたけど…？
うちのお母さん君のお父さんにあげたって言ってたけど…？
オルトロス
……え？
ルクス
…え？
オルトロス
いやぁありがとうなルクス！
ルクス
大丈夫だよ
ルクス
オル君に頼られることなんて慣れてるしね
オルトロス
ぐぅ…
ルクス
嘘だよ(笑)
ルクス
でもな～教えてあげたんだから何かお礼が欲しいな～？
オルトロス
…おっきくなったらお前に飯を作ってやるよ
ルクス
よろしい！
ルクス
美味しいご飯作って食べさせてね！
オルトロス
練習してギャフンって言わせてやる！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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