〇〇
ガっ……!
帝襟アンリ
えっ、〇〇ちゃん……?!
帝襟アンリ
ちょ、待っ……
ズドドドド
潔世一
(ん?なんかすげぇ音が……)
〇〇
ガバっ
潔世一
うべっ……!
〇〇
よくやった、頑張った
〇〇
ありがと
〇〇
潔、お疲れ様!!
潔世一
ちょ、〇〇?!
潔世一
おまっ、入って来ちゃダメだろ……!!
〇〇
んなもん関係ないよ!!
〇〇
よくやった!!
※良い子は絶対マネしないでね
潔世一
うわっ、ちょ、やめろって!笑
潔世一
てか俺よりあっち行かなくていいの?
〇〇
……うん、
〇〇
潔、ホントにありがと
〇〇
お疲れ様
潔世一
……おう
〇〇
凛ちゃん!!
糸師凛
…………姉、貴
〇〇
ギュっ
〇〇
よくやった
〇〇
偉い、頑張った
〇〇
凛ちゃんは私の大事な弟だよ……!
糸師凛
姉ちゃん……
糸師冴
……凛、〇〇
糸師凛
……!
〇〇
…………
糸師冴
俺が見誤ってたよ
糸師冴
日本にはロクなストライカーなんて生まれないと思ってた
糸師凛
………!
〇〇
…………
糸師凛
兄ちゃ……
糸師冴
お前の本能を呼び起こし
糸師冴
日本サッカーを変えるのは
糸師冴
潔世一
糸師冴
あのエゴイストなのかもしれない
糸師凛
……、!
〇〇
……もういい、何も聞かなくていい
〇〇
凛ちゃんはよく頑張った
〇〇
よくやってくれた
〇〇
もう、何も聞かないで
糸師冴
……日本はまだ変われる
〇〇
……糸師冴、
〇〇
貴方には人の感情が分からないの……?
〇〇
凛ちゃんがどんな思いで居たか分からない……?
糸師冴
……分かりたくもねぇな
〇〇
……お願い、だから、
〇〇
もう凛ちゃんを傷付けないで、ください……
〇〇
お願いします、
〇〇
私はどうなってもいいから、
〇〇
凛ちゃんだけは……
糸師冴
……お前がぬるいからいつまでたっても凛は成長出来ねぇんだよ
〇〇
…………
〇〇
……分かってる、
〇〇
分かってるよ、ずっと前から、
〇〇
じゃあさ、どうすればよかったの……?
〇〇
意味も無い、する意味を持ってないサッカーを続けてれば良かった……?!
〇〇
それともヨーロッパに行ってればよかった……?!
〇〇
どうすれば2人のためになれたの?!
〇〇
何をすれば、2人の家族として役に立つことが出来た……?
〇〇
ねぇ、教えてよ……
〇〇
2人の役に立てないなら、私に価値なんかないんだから……
〇〇
…………
糸師凛
姉ちゃん……
糸師冴
……お前は
糸師冴
自分に対して過小評価し過ぎだ
糸師冴
自信持たねぇとやってけねぇぞ
〇〇
冴、兄……
糸師凛
姉ちゃんは俺の中で1番だから
糸師凛
誰がなんと言おうと価値はある
〇〇
凛ちゃん、
糸師冴
お前、そろそろ戻れ
糸師冴
お前んとこのメガネ凄い顔でこっち見てんぞ
糸師凛
…………
〇〇
……うん、じゃあね
〇〇
ごめんね冴兄
糸師冴
…………