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私は、海斗に復習することを約束に、千咲に何週間か体を貸すことにした。
七海
千咲
死神に頼るのは自分でも馬鹿だと思ったが
千咲は何となく信じられる気がした。
七海
千咲
七海
七海
あんなふうに人が亡くなるのは見たくない。
ましてや自分の手でそれをするなんて出来る気がしない。
千咲は、慎重に言葉を選ぶように、ゆっくり答えた。
千咲
千咲
千咲
七海
思わず、安堵のため息が漏れる。
千咲
七海
七海
私がそう言うが、遮るように千咲が言う
千咲
千咲
千咲
七海
千咲
そういうと、千咲は私の鎖骨部分に人差し指をそっと置く。
その瞬間、ナイフで刺されたような激痛が走る。
七海
千咲
千咲がそう言うので、私は必死に深呼吸を繰り返す。
激痛が何度か走ったかと思うと、鎖骨の部分には綺麗にドクロマークがついていた。
七海
痛みを少しでも和らげるために冗談を言ってみるが、千咲は反応しない。
千咲
千咲
千咲
千咲
七海
七海
千咲
七海
この日の記憶はここまでしか無かった
公園で千咲と話した内容は、ここまでだった。
次に目が覚めたのは、私の知らないどこかの部屋だった。
七海
七海
いつの間にか気を失っていたらしい。
ベッドの上で丁寧に布団がかかった状態で寝ていた。
七海
海斗が浮気をしたことも含めて全て夢だと望んだが、
全て鮮明に覚えていて夢だと思い込むことも出来なかった。
現に、千咲に付けられた印が鎖骨に残っている。
七海
七海
千咲の言っていることが本当だとしたら、今頃私は千咲の体になっているはずだ。
近くに鏡があったので急いで確認する
七海
七海
七海
そこには、少し茶髪がかった髪で、目のパッチリとした可愛らしい女の子が映っていた。
七海
七海
呑気にそんなことを考えてみるが、千咲は今海斗に復讐をしてる真っ最中だ
その間に何をしようか…
現在の時刻を確認するために、手元にあるスマホを操作してみる。
七海
七海
確認すると、パスワードはかかっていない。
なんて不用心なのだろうかと叱ってやろうと思ったが、後にこれは自分用に用意されたものだと気がつく。
七海
なな☆
なな☆
なな☆
なな☆
スマホの操作になれていないのだろう
文字からでもその不器用に操作する姿が想像出来る。
七海
七海
少し、元気をもらった気がする。
私は、とりあえず外に出ることにした