山本彩乃
わ、私!?
山本彩乃
え、なんで....
祐里奈先輩じゃないんだ。
祐里奈先輩じゃないんだ。
山本さんって
1回も舞台に
上がったことがないよね
1回も舞台に
上がったことがないよね
しかも卒業公演なのに
2年が出演....?
2年が出演....?
山本彩乃
せ、先生!
こんな大役
私にはできません!
こんな大役
私にはできません!
山本彩乃
(3年のための
舞台なのに....)
舞台なのに....)
先生
もう決まったことだ。
じゃ、続けるぞ〜!
じゃ、続けるぞ〜!
山本彩乃
えっ....
そんなこんなで何故か私が主演 に選ばれて始まった卒業公演 の練習。
声が出てない!!
健太
腹から声出せって
言ってんだろ
言ってんだろ
健太
なんだよ、その
蚊のような声は
蚊のような声は
健太
「王子、私は〜」から1回やってみろ
全体練習で話にならない演技だと顧問 に言われ、部活が終わってから健太先輩 とマンツーマン練習に
山本彩乃
すっすみません
山本彩乃
お、王子、ワタシハ
あなたを、忘れないの
あなたを、忘れないの
健太
なんでそんなカタコトなんだよ!
健太
もういい...ちょっと休憩するぞ
山本彩乃
は、はい...
山本彩乃
(先輩に申し訳ない
なんで私が主役なんかに...)
なんで私が主役なんかに...)
山本彩乃
私、やっぱり主役おります
山本彩乃
皆さんの足引っ張ってるし
健太
自分を変えたいんじゃねぇの?
山本彩乃
え?なんでそれを
知ってるんですか?
知ってるんですか?
健太
入部した時言ってたろ
山本彩乃
...覚えたんですね
健太
誰が何を言おうと
お前はお前のことを
考えたらいい
お前はお前のことを
考えたらいい
健太
誰かのための演劇
じゃないだろ
じゃないだろ
健太
俺はお前と
舞台に上がりたい
舞台に上がりたい
健太
変えてみろよ。自分を
山本彩乃
もう一度セリフ練習
に付き合って下さい
に付き合って下さい
山本彩乃
(忘れてた。)
自分が変えたいから演劇をしてる 他の人が何を言おうと、 変えるんだ。
健太
もっとそこ気持ちを込めて!
山本彩乃
はい!!
ある日
山本彩乃
(だいぶ顧問にも
怒られることが
減ったなぁ))
怒られることが
減ったなぁ))
祐里奈
ねぇ、山本さん
山本彩乃
ゆ、祐里奈先輩!
お疲れ様です!
お疲れ様です!
祐里奈
おつかれ!
話あるんだけどいい?
話あるんだけどいい?
山本彩乃
あ、はい...
なんですか...?
なんですか...?
祐里奈
単刀直入に言うね!
祐里奈
主役...私にやらせて?






