イジュン
初めまして!これからよろしく!
ソジン
…おう。
ソジンとの出会いが最悪の始まりだった
とある町に2人の大学生が引っ越してきた
イジュン
俺、引っ越してきて一人暮らしなんだ!
ソジン
俺もだよ。
イジュン
まじで?!学校の近く?
ソジン
まぁね。
イジュン
この後遊び行っていい?!
ソジン
うーん…
2人は大学進学のため、見知らぬ土地に越してきた身であり、分からないもの同士意気投合した
イジュン
じゃあ俺の困ったらソジンの事めちゃくちゃ頼るね!
そんな平穏な日常は徐々に崩れていく
ある日
イジュン
今日何限まである?
ソジン
俺は今日は2限まで。
イジュン
同じじゃん!
イジュン
じゃあさ、最寄りから3駅先に大きいショッピングモールあるらしくて、遊び行こうよ!
ソジン
うーん…でも課題があるだろ。
イジュン
大丈夫だって!一緒にやればすぐ終わるよ!遊び行こ!
ソジン
はぁ…。
ショッピングモール内
イジュン
あー、このTシャツほしんだよな。
ソジン
いいんじゃないか?
イジュン
んー、我慢しよ。
ソジン
どうしてだ?
イジュン
んー、バイト代入ったらにする!1ヶ月だけ我慢。
イジュン
それより、俺今めっちゃ見たい映画あってさ!
ソジン
あ、おい待て…走るなよ
2人は充実した時間を過ごしていた
イジュン
この後カラオケいこ!
ソジン
俺、歌わないからな…。
イジュン
いーよいーよ!
ソジン
(いいよじゃねぇよ…)
そしてカラオケへ
イジュン
〜♪
ソジン
お前、元気だな。
イジュン
そうか?
イジュン
俺さ、こっちには知り合いもいないから1人になるのが怖かったけど、ソジンに会えて仲良くなれたから、すごく嬉しくてさ。
イジュン
ソジンといると楽しいからさ!
ソジン
……(ドキ)
イジュン
でも、ソジンは大人しいし冷静だから、もしかしたら俺が振り回しちゃってて嫌だった…?
ソジン
いいや。そんなことないさ。
ソジン
お前といると和む。
ソジン
こう見えて、楽しんでいるよ。
イジュン
そ、そっか…。なんか嬉しいな。
イジュン
て、恥ずかしいこと言わすなよ!
イジュン
やめろって…ほんと恥ずい///
ソジン
ふふっ、ごめんな。
イジュン
ほ、ほら。ソジンも歌って!
ソジン
俺は歌わないって言ったぞ。
そして時は流れ
イジュン
そろそろ時間か。
ソジン
そうだな。
イジュン
金額は〜、7,500円か。意外といったな…
イジュン
えーっと、割り勘だと…あーでもソジンはあんまり歌ってなかったしな。、
イジュン
それだと〜…
ソジン
いいよ。
イジュン
え?
ソジン
俺に払わせて。
イジュン
え、いやいや。だめだよ。俺も払うよ。てか、俺が払わなきゃダメでしょ?
イジュン
ソジン付き合わせちゃったし、無駄にお金払わせちゃったし。
ソジン
いいから。
ソジンが真剣な顔でイジュンを見つめる
イジュン
って、言われても…
ソジン
じゃあ、今度なんか奢ってよ。
イジュン
え、まぁいーけど。
ソジン
ありがとな。
イジュン
いや、俺の方こそ。
ソジン
俺も、お前に会えてよかったよ。
イジュン
え
イジュン
うん!俺もめちゃくちゃ嬉しいよ!
ソジン
(こんな俺に対等に接してくれるんだな。お前は…)
ソジン
(これが好き…っていう感情か)
ーendー