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転生したら恋愛RPGの悪役令嬢になってました

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転生したら恋愛RPGの悪役令嬢になってました

2 - 転生したら恋愛RPGの悪役令嬢になってました

♥

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2023年08月15日

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入学式初日

ウーツ(鬱)

(さっきから視線を感じるな)

ウーツ(鬱)

(あぁ、成程)

ウーツ(鬱)

(この髪色か)

それでは新入生のレベル測定を行います。

ウーツ(鬱)

(そういえば自分のレベル知らないなぁ)

ウーツ(鬱)

(ゲーム画面みたいに表示されてないし)

グルッペンフューラー、レベル10

ウーツ(鬱)

(え?)

周りの人達

え、レベル10とか凄!

グルッペンフューラー

........................。

ウーツ(鬱)

(レベル10で盛り上がるん???)

ウーツ(鬱)

(目立たないならレベル5........くらい?)

色んなダンジョンで色んなボスを倒すのを思い出す。

ウーツ(鬱)

(いや、無いな)

ウーツ。

ウーツ(鬱)

はい。

ウーツ(鬱)

............................コツコツコツ

ん?緊張してるの?

大丈夫、入学初日はレベル1でも恥ずかしくないよ^︎^︎

ウーツ(鬱)

(違うそうじゃない!!)

ウーツ(鬱)

スッ....。

ウーツ

れ、レベル99

ウーツ(鬱)

....................。

周りの人達

え、?

ウーツ(鬱)

(ああ、さよなら私の学園生活)

周りの人達

レベル....99....?

誤作動だろう、予備の魔法具を用意してくれ。

レベル99です。

( ; ゚д)ザワ(;゚д゚;)ザワ(д゚; )

ウーツ君は自分のレベルに心当たりはあるか?

ウーツ(鬱)

(心当たりしかない)

ウーツ(鬱)

(もう開き直るしかないな)

ウーツ(鬱)

はい、私のレベルは間違いないかと。

魔法道具自体は正常だ、君が何らかの細工をしたのだろう。

ウーツ(鬱)

いえ、ですから。

君は知らないかもしれないが魔物を倒さねばレベルは上がらない。

嘘はわかるから正直に言いなさい。

ウーツ(鬱)

(倒してるんだよなぁ、魔物)

パンッパンッ

皆の者、静かに。

彼女の言葉はこれからの授業で分かる。

ウーツ姫、挨拶を済ませ、席に戻りなさい。

ウーツ(鬱)

................。

ウーツ(鬱)

(学園長も疑ってるな)

ウーツ(鬱)

ウーツです、よろしくお願いします。

ウーツ(鬱)

コツコツコツ

ロボロ。

ウーツ(鬱)

ロボロ

コツコツコツ

ウーツ(鬱)

あ、。

グルッペンフューラー

おいそこの青髪。

ウーツ(鬱)

グルッペンフューラー

そっちは寮だぞ、新入生パーティーは参加しないのか?

ウーツ(鬱)

................。

ウーツ(鬱)

(ヤバい....これは非常にマズイ........何で私に構うんだよ!)

この人はグルッペンフューラー。 レベルはなかなか高く、ヒロインを愛すひとりだ。

グルッペンフューラー

何か言ったらどうだ?

ウーツ(鬱)

はい、参加しません。

グルッペンフューラー

何故だ?

ウーツ(鬱)

................皆から変な目で見られるのが嫌だからです。

グルッペンフューラー

なら少し話をしないか?

ウーツ(鬱)

話........ですか。

グルッペンフューラー

ここじゃ何だ、少し着いてきて貰えるか?

ウーツ(鬱)

....................。

ウーツ(鬱)

(うーん、特にやる事も無いし暇だからいっか)

ウーツ(鬱)

はい、分かりました。

ロボロ

君がウーツ?

ウーツ(鬱)

えっと............。

ロボロ

初めまして、ロボロです。

ウーツ(鬱)

あ。

ウーツ(鬱)

(あの目の色、思い出した!)

ロボロは私(ウーツ)と同じ、みなから嫌われ者の存在だ。理由は誰も持たないスタールビーみたいに綺麗な桃色の目をしていてその目は可笑しいと笑われ虐められる子だ。

ロボロ

君の目の色と髪の色とっても素敵ですね。

ウーツ(鬱)

あ、ありがとう、ロボロも綺麗な目の色してるよ。

ロボロ

え、本当?

ウーツ(鬱)

うん、とっても素敵。

グルッペンフューラー

あの、俺空気になっているのだが。

ロボロ

あ、すみません!

グルッペンフューラー

良ければ君も来ないか?

ロボロ

え、?

ウーツ(鬱)

ロボロ、行こ!

グルッペンフューラー

お菓子と紅茶をご馳走するぞ。

ロボロ

................ポロッ

グルッペンフューラー

!?

ウーツ(鬱)

あ。

そうだった、ロボロはこんな優しくされるのは初めてだった。

ロボロ

うっ....グスッ....うぁっポロポロ

????

グルさん、女の子を泣かせたらあかんで。

グルッペンフューラー

ち、違うんだ!

グルッペンフューラー

“トン氏”話を聞いてくれ!

トントン

何が違うんや、現に今その子泣いとるやろ。

トントン

ん?

ウーツ(鬱)

あ、えっと。

この人はトントン。グルッペンフューラーと仲が良く、皆のお母さん的存在だ。

ウーツ(鬱)

は、初めまして........。

トントン

ウーツって言ったな?

ウーツ(鬱)

え、あ、はい........。

トントン

あのレベルはどうゆう事だ?

グルッペンフューラー

トン氏、その話をこれからする所なのだ!

ロボロ

私はこの辺で失礼しますね!

トントン

待ってくれ、うちのグルさんが迷惑を掛けたからお詫びをさせて欲しい。

ロボロ

お詫び........。

ロボロ

ウーツちゃんは?

ウーツ(鬱)

大先生でええで。

ロボロ

大先生?

ウーツ(鬱)

あだ名、私もロボロっていうね、後タメ口で話そ!

ロボロ

いいの?

ウーツ(鬱)

うん!宜しくロボロ!

ロボロ

宜しくね!大先生!

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