テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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マフィア物語Ⅲ －白魔の哮り、黎明の泪－

第15話 - 任務

150

2025年01月05日

#創作

#マフィア物語

#連載

#オリジナルストーリー

華

牛ﾀﾝつくね

あけましてぇおめでとうございまぁぁぁぁぁぁす！！！！！！！！！

牛ﾀﾝつくね

今年もよろしくお願いします(*ˊᗜˋ)ｽｩｩｩｩｩ

牛ﾀﾝつくね

さぁさぁやってまいりました＾＾

牛ﾀﾝつくね

昨年中に推しの誕生日を迎え、その後別の推しが死んだライターが贈るチャットノベル、

牛ﾀﾝつくね

マフィア物語の更新です！！！👏( ˘ω˘ )

牛ﾀﾝつくね

|Д´)ﾉ》ｼﾞｬ､ﾏﾀ！！

狄

…そんなに食べて大丈夫か？

日晴

……ﾀﾞｲｼﾞｮﾌﾞﾀﾞｯ、
ﾓﾝﾀﾞｲﾅｲ(✋ ˘ ω˘ 👌)

日晴

あの人だって、好きなだけって言ってたので！！

狄

………腹下しても知らないからな

フラン

……あなたがこんなに食べても無くならないって相当な量ね…

ヨハンソン

──良ければ、お前たちで食い切ってくれ。

日晴

( 'ω')ｴｯ…ほんとにいーの？！

ヨハンソン

片付けのためにわざわざ人を呼びたくないんだ。

狄

…でしたら適材適所です。

フラン

タロちゃんなら朝飯前ですから……ね！

ヨハンソン

…そいつは心強い。

ﾎﾟﾝｯ

日晴

？

マカロフ

コマンダー、帰るぞ。

ヨハンソン

こちらはいかがなさいますか？

マカロフ

置いとけばいい。どうせまた来るよ

ヨハンソン

承知しました。

クジマ

おや、お帰りになられるのです？

マカロフ

長居しすぎは互いの業務に支障をきたすだろう？

クジマ

…確かに貴方の仰る通り。

マカロフ

まぁ、そういうことだからな。これにて我々は失礼するとしよう。

クジマ

畏まりました。──ではオーリャ、私は客人殿のお見送りに行きます。 3人は頼みましたよ

オリガ

ッちょっと！面倒を押し付けないで欲しいんだけど！

クジマ

そう言いながらも貴女はやってくれるので。
───それでは、行きましょうか

━━━━━━━━━━━━━━━━

クジマ

本日は両者間の関係性の再確認、有益な情報共有ができたこと心より感謝申し上げます。

マカロフ

それについてはこちらも同意見だ。…報告書についても、感謝する。

ヨハンソン

副長官、通信です。

マカロフ

どなたからだ？

ヨハンソン

アルブレヒト・リヒター少将から。

マカロフ

……すまないが、少し宜しいだろうか？

クジマ

えぇ、勿論構いません。

マカロフ

ご厚意に感謝する。

マカロフ

───マカロフだ。
リヒター少将、報告を

『只今周辺区域に投入されていた部隊の招集が完了いたしました。』

マカロフ

そうか、ご苦労。

『憲兵隊の損害が激しいため旅団の部隊と入れ替えを行なっています。』

『完了次第こちらは一度ルクセンブルク本部へと撤退します。』

マカロフ

承知した。作戦を進めよ。

『サーイエッサー。 ──リヒターアウト。』

マカロフ

…───部隊の総入れ替え、引き継ぎが間も無く完了するようだ。

クジマ

それは良い知らせですね。皆も安心できます

クジマ

私の手駒からも使えるものを派遣するといたしましょう。

マカロフ

ご協力有難う。

マカロフ

見送りも、ここまでで構わない。外は偉く寒いからな

マカロフ

それに、研修中の部下を放って置くわけにもいかないだろう？

クジマ

仰る通りで。それではこれにて、失礼いたします

マカロフ

ああ、また数ヶ月後に。

お帰りなさいませ。

マカロフ

出迎えご苦労、少佐。

副長官宛の通信が2件。
内一件は記録されています。

マカロフ

私のオフィスで聞こう。
共に来い

マカロフ

コマンダーはΩ師団司令部への連絡が終わり次第休め。

ヨハンソン

了解。感謝します。

━━━━━━━━━━━━━━━━

アナスタシア

………少将は、この隊になぜ私をスカウトなさったのですか。

アルブレヒト

……突然そんなことを聞くとは、いったいどうした？

アナスタシア

いえ、…ただの興味です。

アナスタシア

このフロストバイト旅団は、主にドイツ、オーストリア出身のゲルマン系が多い中で...。

アルブレヒト

君のようなフランス系を選んだのかだろ？

アナスタシア

……えぇ。

アルブレヒト

───コマンダーヨハンソンと共に戦った経験を持ち、

アルブレヒト

我らの脅威たる離反者への理解が深い。

アルブレヒト

今後の作戦において重要な役目を果たしてくれると信じたからだ。

アルブレヒト

…この隊には優秀な狙撃兵は少ない。

アルブレヒト

イエーガー中佐がこの隊最高の狙撃兵だったが、君の入隊前に戦死した男だ。

アルブレヒト

そこに、君が現れた。
取らない訳が無いものだ

アナスタシア

…そうでしたか。

アルブレヒト

求めていた答えではなかったか？

アナスタシア

とんでもございません。

アルブレヒト

……君は、ロンドンでのテロの時、エバンズ大佐の命令を無視して第3分隊を応援として送り込んだ。

アルブレヒト

君の判断力に感心した。

アルブレヒト

──"兵士"は命令を聞くだけの駒だ。

アルブレヒト

だが、"戦士"は自身の信条のために戦う。

アルブレヒト

あ̀の̀お̀方̀は…私の恩師はそういう人だった。
だから、私は兵士ではなく、戦士を求める。

アルブレヒト

背中を預けられる同胞。
『Krieger des Licht.』
それが、私から君へと贈る評価だ

アナスタシア

！ありがとうございます。

アルブレヒト

すまないな。解りにくい言い方をしてしまって。

アナスタシア

いえ、私の理解力の問題です。

アナスタシア

それにしても、彼のこととなるとやはり貴方は熱くなりすぎですね。

アルブレヒト

……そうかもな。

『──少将？聞こえますか？』

アルブレヒト

聞こえているよ。
ヴィルヘルム伍長。

『只今全部隊の総入れ替え、撤退用意が完了いたしました。』

アルブレヒト

了解した、各隊に分かれて点呼を取れ。

アルブレヒト

私はパイロットに指示を出してくる。

『はっ！承知致しました。』

『ヴィルヘルムアウト。』

アルブレヒト

…アナスタシア、お前も一度部隊に戻れ。

アナスタシア

はい。コックピットへの通信は？

アルブレヒト

それくらい自分でやれるさ。

アナスタシア

そうですよね。では。

アルブレヒト

あぁ、また後で。

ヨハンソン

………ミシェルだ。

ヨハンソン

"大佐"の様子は？

『……気が立ってる。相も変わらず、相当に』

『あと一歩のところで逃げられたんだろ。…無理もないな。』

ヨハンソン

長官…、彼女の父上のことは、本当に残念だった。

『おいミシェル。お前まで引き摺るつもりか？』

ヨハンソン

──Ω師団の目的は復讐だ。

ヨハンソン

俺もまた機会があればそっちに戻る。

『……マカロフの元での任期はいつまで？』

ヨハンソン

分からない。
必要無くなるまでだ。

『なら、一生SOGだな。優秀な兵士を手放すほどマカロフは馬鹿じゃない。』

ヨハンソン

…Филин-003はまだそちらにいるか？

『いる。アイツに伝言か？』

ヨハンソン

ああ、頼む。

『なんて伝えりゃ良い？』

ヨハンソン

俺が、お前を必要としている。───と

『わかった。またなんかあれば。』

ヨハンソン

勿論。…そちらも定期報告を忘れるなよ。

━━━━━━━━━━━━━━━━

クジマ

皆待たせてしまってごめんね。彼らは無事発ったよ

フラン

いえ！むしろ大切なお客様のもてなしに私共のような新参者も同行させてくださって、誠にありがたい限りです…！

クジマ

何々、そんなに遜った言い方をする必要はないよナザレンコ君。

クジマ

───君達にひとつ聞きたいことがあって。
実はね、その為に呼んだみたいな所もあるんだ

フラン

(ッ……！)

クジマ

…本来であれば、もっと早く確かめておくべきだった。間が悪かったね

狄

(………ｽｯ、)

オリガ

…

日晴

(; 'ω')ｺﾞｸﾘ……

クジマ

──君達は、自身の身を守る術を心得ているかな？

フラン

！、ええ、一応……多少は心得ております。

日晴

('ω' ;)ﾎｯ……

狄

…僕たちは以前、治安の悪い地域で暮らしておりましたから。

クジマ

なるほど。……"その傷"、苦労したようだね

クジマ

なんだ"神様"は、救ってくださらなかったのかい？

狄

…神がお忙しい時もあります。

クジマ

…………へぇ。

クジマ

───っくく、
神はいつだって忙しい。
……君とは気が合いそうだ(ﾎﾞｿｯ

クジマ

まぁ、そんなのどうでもいいか。
………皆、私のために一働きしてくれるという事で宜しい？

ｿﾞﾜｯ────

日晴

は、…はい！！！

クジマ

ありがとう！──じゃあ、私のオフィスへ。

オリガ

あのさ、私は？？

クジマ

休んでいてください。
…今夜のためにも体力は温存しなくては、でしょ？

オリガ

……容赦しないから。

クジマ

ふふ、楽しみにしています。

日晴

……ねね、アレなんの話してんの？(ﾎﾞｿｯ

フラン

多分………知らなくて良いわ。(ﾎﾞｿｯ

マカロフ

───さて少佐、
通信を再生してくれ。

はい。

───ｶﾁｯ

《──お久…ぶりです。アブジェーエンコ副長官。》

《協会日本支部の陥落後の回収作業、情報確認が完了したため、書類に一筆頂きたく現在モスクワ支部に向かっております。》

《もう間も無く到着する予定ですので、現地で待機しておりますね。》

《……任務の成功、心よりお祈りしております。》

《───国防局参謀"祇園寺家"・協会を代表して貴方がたの活躍に感謝します。》

マカロフ

ほう。
……彼女はもう現地に？

そのようです。

マカロフ

大分待たせてしまっているな。我々もなるだけすぐに帰投しよう

はっ、
離陸用意を急がせます。

マカロフ

有難う。──それと少し、1人にして貰えるか？

…承知致しました。

スペクター

聞こえるか？

『どうした？』

スペクター

徒と接触した。

『…確かなのか？』

スペクター

それは既に確認済みだ。
──発信機をつけた。

『今後の動きは？』

スペクター

不明。但し、出会う日は近いと思ったほうがいい。

スペクター

続報があれば連絡する。

『……───りがとう。ミツヨシ』

『ええ。それでは、失礼致します。国防局に栄光あれ。』

マカロフ

──遅れて大変申し訳ございません。聞こえておいでですか

『！ああ。気にしないでくだ…… 、気にするな。』

『先ほどミツ……大佐から話があったのだが、連合の暗殺者が裏切り者の始末に協力してくださるらしいと。』

『そこで、現在警戒を強めている国境守備隊に連合関係者への武装解除の強要はしないよう、念押しして欲しい。』

『国境守備隊も貴方のSOGの管轄だ。頼めるか？…アブジェーエンコ副長官』

マカロフ

…お任せくださって、申し分無いですぞ。長官閣下

『………全ては、国防局の大義のために。』

マカロフ

……大義のために。

『栄光あれ。……通信終了。』

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華

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