伝えたい気持ち

夢とゆうたは幼稚園からの幼馴染だった。

いつでも、どこでも一緒で毎日のように遊んでいた。

そうして2人は高校生になった。

夢とゆうたのLINE

〜放課後〜

〜公園〜

2人は思い出話で楽しい時間を過ごした。

〜1時間後〜

それから夏休みに入った。

夏休み中はお互い忙しくてなかなか会えなかった。

〜そして夏休み明け〜

学校

夢の心の声

〜日曜日〜

ゆうたと美咲はデートに出掛けた

デート場所で夢と遭遇した

それから3人で街を歩くことになった。

ずっとゆうたと美咲で話していて夢は悲しんでいた。

話しかけてもほんの数十秒で夢の話は流される

それが耐えられず、夢はある行動をとった

その行動とは....

夢はお手洗いに行くと嘘をついてお店の前でわざと倒れた

夢の目の前にいた1人の女性が夢が倒れたのを見て悲鳴をあげた

その声を聞いてゆうた達が駆けつけてきた

そこには夢が倒れていた

それから1ヶ月が経った

美咲の都合でゆうたと夢は引っ越すことになった。

引っ越しの準備をしていた美咲を夢は呼び出した

夢がゆうたにずっと伝えたかったこと、、次回最終回！

次の日の朝

ゆうたの元に一通の電話がかかってきた

夢のお母さんからだった

電話の内容は良いことじゃなかった

ゆうたには夢が亡くなったと伝えられた

ゆうたは急いで病院へ行った

そこにはベットに横たわっている夢の姿があった

夢は最後にそう一言だけ言って息をひきとった

その手紙には

ゆうたへ 余命2ヶ月だってこと伝えられなくてゴメンね。ゆうたには悲しい思いさせたくなかったんだ。彼女ができたって聞いた時正直言って悲しかった。ずっと大好きだったゆうたに大切な人ができて見捨てられた気分だった。私の最後も彼女にとられるのかと思うと耐えられなかった。最後くらいゆうたと過ごしたかったな。また一緒に出掛けたかった。でも叶わなかった。私はもうゆうたには会えないけどゆうたには幸せになってほしいって思ってる。これからずっと天国からゆうたのこと見守ってるね。今までありがとう。そして大好きだよ❤️ 　　　　　　　　　　　　　　　　夢より

ゆうたはこの手紙を読んでずっと泣いていた

それからゆうたは美咲と2人で過ごした。

一緒の世界にはいなくても、ゆうたにはずっと夢が隣にいてくれてるように思えた

夢との思い出は今でもゆうたの胸にしまわれている。