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大森元貴side
また独特のあの浮遊感がする。
頼む…今度こそ涼ちゃんが救えますように。
藤澤涼架
大森元貴
顔を上げれば目と鼻の先に涼ちゃんの顔があった。
それにしても、近い。
多分、今僕の顔は耳まで赤いと思う。
ここどの時間??
こんな時間、あったっけ…?
あ、思い出した。
涼ちゃんが赤い花を摘んできてくれたところだ。
それで、この後涼ちゃんに質問して…
その途中でアイツが来たんだ。
大森元貴
大森元貴
藤澤涼架
大森元貴
大森元貴
藤澤涼架
藤澤涼架
藤澤涼架
涼ちゃんがアホで助かった。
大森元貴
藤澤涼架
大森元貴
藤澤涼架
こうして話している間に、段々と慣れ覚えのオーラを僅かに感じる。
あと、10秒…
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大森元貴
藤澤涼架
ぶわぁぁっと辺り一面に黄金の粉が広まる。
その中心に、アイツは着地した。
若井滉斗
困惑してるみたい。
ざまあみろ。
涼ちゃんから貰ったマスクをして、咳き込むアイツの元へ駆け寄る。
大森元貴
倒れ込んでるアイツを押し倒し、上に跨る。
若井滉斗
若井滉斗
大森元貴
大森元貴
藤澤涼架
大森元貴
下で暴れているコイツどうしようかな…。
捕まえた後のこと考えてなかった。
大森元貴
大森元貴
藤澤涼架
大森元貴
藤澤涼架
涼ちゃんがちらっと下を見る。
藤澤涼架
大森元貴
大森元貴
藤澤涼架
大森元貴
大森元貴
大森元貴
下からヒッという短い悲鳴が聞こえた。
顔を見れば真っ青だ。
また、あの時と同じような顔。
なんでそんな表情しかできないんだ、コイツは?
藤澤涼架
さっきよりも色が濃い粉がきらきらと舞う。
若井滉斗
大森元貴
若井滉斗
若井滉斗
あ、少し驚いてる。
ふぅん、自我は残る感じか、
大森元貴
若井滉斗
大森元貴
若井滉斗
大森元貴
大森元貴
若井滉斗
部下に言われたから?
そんな訳無いだろ。
なんで下のやつに行けって命令されるんだよ。
こいつ、都主だろ?
おかしいって、
少しイライラしちゃって、
さっきまでの感情が抑えきれなくて、
若井滉斗を、叩いてしまった。
パチィンッ
藤澤涼架
大森元貴
大森元貴
若井滉斗
大森元貴
藤澤涼架
若井滉斗
若井滉斗
若井滉斗
大森元貴
藤澤涼架
涼ちゃんも僕もびっくりした。
だって、冷酷なやつってよく噂されてたコイツが、
顔を真っ青にして、目には涙を浮かべながら怯えているから。
大森元貴
大森元貴
落ち着かせる為に、落ち着かせようと思ってコイツの頭に手を伸ばした。
若井滉斗
若井滉斗
若井滉斗
若井滉斗
大森元貴
藤澤涼架
大森元貴
「お説教でもお仕置でもいいから」
「殴らないで、」
都主がこんな事を言うなんてありえない。
一番位の高いはずなのに、
こんなにも怯える程に…何をされたんだ?
誰が、コイツに、何を…?
藤澤涼架
大森元貴
もし、またやられちゃったら…
藤澤涼架
その涼ちゃんの目は真っ直ぐ僕を捉えていて、
その真剣な顔は「涼ちゃん」ではなく、 「藤澤涼架」だった。
大森元貴
藤澤涼架
僕が上からどいても、
コイツはずっと目を瞑ったまま、なにかに怯え続けていた。
藤澤涼架
若井滉斗
藤澤涼架
若井滉斗
藤澤涼架
藤澤涼架
若井滉斗
藤澤涼架
藤澤涼架
若井滉斗
藤澤涼架
まるで泣いた子供をあやす母親のような、
そんな優しくて柔らかい雰囲気だった。
涼ちゃんって、すごいな。
藤澤涼架
大森元貴
藤澤涼架
大森元貴
大森元貴
藤澤涼架
大森元貴
未来といえるのか、過去なのか分からないけど、
涼ちゃんはコイツに殺されるのに、
それでも助けてあげようって、
ちょっと複雑な気持ち。
それでも、今では僕も若井滉斗を助けたいって、
自分でもよく分からない感情を抱いている。
若井滉斗、
もっと、僕たちに君のことを教えて欲しい。
主の戯言
投稿サボっててすみませんでした。
(土下座)
自分でもどこまで書いたか忘れる程に放置してました。
誰か私を殴ってください。
展開が非常に大変です(?)
完全に私の癖に転がりつつある。
うあああああああ若井さんごめええええん!!
良ければいいねとコメントお願いします✨
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コメント
7件
部下許さんぞ〇したるわ
生きててよかったわありがとねりもっち 続き楽しみすぎて夜しか寝れないわ