私は○○
私には好きな人が居る
その人の名前は永瀬廉
名前の通りかっこいいんですよね~
廉は学年1モテモテ
私は○○
私には好きな人が居る
その好きな人は永瀬廉って人
○○
うわ~雨降ってる。
○○は外靴に履き替えた
○○
朝、雨降ってなかったのに。
お気に入りの傘も壊れたし。
お気に入りの傘も壊れたし。
○○
走って帰ろ!!
廉
おい!!待て!!
○○は振り向く
○○
(ドキッ!!)
○○
あっ、れ、れんくん。
廉
これ!!
○○
傘??
廉
これ使って帰れ
○○
えっでも。廉くんは??
廉
これ俺のじゃないし。
落し物のだよ。
落し物のだよ。
○○
そうなんだ。
廉
じゃあ~な!!
風邪ひくなよ!!
風邪ひくなよ!!
○○
う、ん。
バイバイ
バイバイ
○○は傘を開く
○○
あれ??
○○
永瀬って名前ついてる。
○○
(貸してくれたんだ。)
次の日
○○
(傘返さないと!!あっでも
周りにいっぱい人居るし。)
周りにいっぱい人居るし。)
ってな感じで1週間が過ぎた
○○
今日も傘返せなかった。
1週間経っちゃった。
1週間経っちゃった。
通学路
○○
はぁ。
廉
おい!!
○○
あっ、廉くん。
(傘のことかな。)
(傘のことかな。)
○○
あっ、あの、これ
傘。貸してくれて
あ、ありがとう!!
傘。貸してくれて
あ、ありがとう!!
廉
なんで俺??
○○
ほら、名前。
廉
チッ。
○○
?
(まずいこと言ったかな。)
(まずいこと言ったかな。)
○○
あっ、あの廉くん
なんで私に貸したの??
なんで私に貸したの??
廉
そ、それは、
○○
うん??
廉
いや、まだ言わないでおく。
(言える訳ないだろ。あんな目
でなんで??ってかわいすぎか。)
(言える訳ないだろ。あんな目
でなんで??ってかわいすぎか。)
○○
なんで??秘密とかなら
誰にも言わないよ??
誰にも言わないよ??
廉
秘密とか、そんなんじゃ
ないけどさ、
ないけどさ、
○○
うん。えっ何??
気になる。
気になる。
廉
分かった。じゃあ今日
5時からLINE開いててな??
5時からLINE開いててな??
○○
うん。
(告りたいな。)
(告りたいな。)
○○の家(部屋)
○○
クマちゃん。今日ね
廉とLINEする約束したの。
廉とLINEする約束したの。
○○はずっと昔から使ってる クマのぬいぐるみと話してる
○○
でね??告白しようかな、な~んてねw
クマちゃん
頑張れ!!
○○
ん??クマちゃん喋った??
気のせいかな??気のせいだよねw
気のせいかな??気のせいだよねw
クマちゃん
告白しな??取られるよ??
いいの??他の子に取られて
いいの??他の子に取られて
○○
嫌だ!!絶対取られたくない!!
○○の妹
お姉ちゃん誰と話してるの??
○○
あっいやw
○○の兄
ホントにw何話してんのw
○○
わぁ~にぃにまでぇ?!w
○○
(そうだ!!周りには聞こえないのか。)
○○の兄
バカだなww
○○
もぉ!!あっちに行ってて!!
誰とも何とも話してない!!
誰とも何とも話してない!!
○○の妹
はいはい!!
そうですかw
行こ??にぃに
そうですかw
行こ??にぃに
○○の兄
おぅw
バタン!!(○○の部屋のドアが閉まる)
○○
ふぅ。やれやれ
○○
うわ!!もうこんな時間?!
あと5分か。
あと5分か。
○○
クマちゃん抱いてよう。
ギュッ
5分後
ピコン!!
○○
うわ!!廉から来た!!
○○
よし!!
廉と○○のLINE
廉
傘の事なんだけどさ、
○○
うん。
廉
なんでお前に貸したってのは、
○○
うん。
○○
あのさ、廉。
好きです。
好きです。
○○
廉の事好きです。
廉
えっ。
○○
恋の方で。
廉
ごめん。
○○
そっか。
廉
うん。
廉
お前の事好きだから、
名前書いてるの知ってて傘貸した。
名前書いてるの知ってて傘貸した。
廉
嘘ついててごめんな。
○○
えっ。そうだったの!!
廉
うん。
廉
○○。俺と付き合って欲しい。
○○
うん。いいよ
廉と○○は幸せになりました。