※クソ物語 ※TERRORによくある地雷系のあれ
~第2話 start~
俺たちは宿に一泊し、今日から冒険をする新米冒険者だ。
英鍵 類
うおーっ、楽しみ…!
七花さんから聞いた話だと、「スキル」とかも
あるんだよな!?
七花さんから聞いた話だと、「スキル」とかも
あるんだよな!?
黒川 蜜戸
そうですね…あ、2人の武器はなんなんですか?
著差沢 検見
私は釘バット!えーるいは剣だよ~!
英鍵 類
おう、この緑色の剣!
主人公っぽくてよくないか!?
主人公っぽくてよくないか!?
黒川 蜜戸
へぇ…私はチェーンソーですっ!
著差沢 検見
チェーンソーってちょっと物騒だけど強そうだね!
…さ、行こっか!
…さ、行こっか!
英鍵 類
うん、そうだな。
黒川 蜜戸
れっつごー!…です。
俺たちは、森の中へ歩いていった。
英鍵 類
うへぇ…結構広いなぁ。
著差沢 検見
スライムとか出てきたりするのかな…!?
黒川 蜜戸
そうだ、ここでスキルとか試しt…
きゃぁぁぁ!!
英鍵 類
…ッうお…今のって悲鳴…!?
著差沢 検見
あっちで何かあったのかな…?
黒川 蜜戸
い、行ってみましょ…!
悲鳴のした先へ走ると、大きな化け物に追われている少女がいた。
「ガルルル…」
???
いやぁぁ!!こんなのがいるなんて聞いてないって~!?!?
英鍵 類
っ…危ないッッ!
とっさに化け物へ向かって剣を振り、斬撃を飛ばす。
「グアアア…」
???
…っ、えッ…?
黒川 蜜戸
大丈夫ですか…?
???
あ、あんたら何者…!?
著差沢 検見
何者って…ただの新米冒険者よ~?
???
さ、さっきの化け物はLv50もあるんだよ!?
それをLv1のお前らが…
それをLv1のお前らが…
英鍵 類
えっ、そんなに強いのか…!?
???
…まぁいいわ、とりあえず助けてくれてありがとう。
隊川 織無
僕の名前は隊川 織無。ソロで冒険してるんだ!
英鍵 類
えっ、1人でか…?
黒川 蜜戸
す、凄いです…!
著差沢 検見
…あっ、そうだ。
ここで会ったのも何かの縁よ!仲間にならない?
ここで会ったのも何かの縁よ!仲間にならない?
英鍵 類
あっ…それいいね!パーティーに入ってよ!
隊川 織無
え…い、いいの?
あんた達、Lv50の怪物すらも倒しちゃう強い奴らなのに…僕なんかが…
あんた達、Lv50の怪物すらも倒しちゃう強い奴らなのに…僕なんかが…
英鍵 類
いや、俺も実はなんで倒せたのかよくわかんなくて…
隊川 織無
うーん…まぁいいっか!
じゃ、改めてよろしくね!
じゃ、改めてよろしくね!
著差沢 検見
よかったよかった!じゃあ行きましょうか~♪
隊川 織無
…あ、そうそう。この道のまっすぐ先には村があるんだ。
そこで防具とかを揃えれば尚更いいと思う…!
そこで防具とかを揃えれば尚更いいと思う…!
黒川 蜜戸
そうなんですね…じゃあそこへ行きましょう!
英鍵 類
おー!
英鍵 類
おぉ、ここが…!
すごい、店とかもいっぱいだな!!
すごい、店とかもいっぱいだな!!
黒川 蜜戸
あ、でも防具とかってどうやって買うんですか…?
隊川 織無
さっき、化け物倒したでしょ?化け物から何か落ちなかった?
著差沢 検見
あ、コインらしきものはいっぱい落ちたわ…
隊川 織無
それで買うの。見たところ…5000ゴールドはありそうだね。
今日特売日だから、早めに買っちゃおう!
今日特売日だから、早めに買っちゃおう!
英鍵 類
うおー!すげぇ…あれ見ろよ!エルフの耳だって!
黒川 蜜戸
え、エルフの耳…?おいしくなさそう…
隊川 織無
いーや、ところがエルフの耳は絶品なんだよ…
ひとつ2万ゴールドする。
ひとつ2万ゴールドする。
英鍵 類
に、2万!?
著差沢 検見
うへぇ…たっかいわねぇ。
黒川 蜜戸
うぅ…私たちには買えませんね…
隊川 織無
…あ、すみませーん!防御力アップのイヤリングと、
攻撃力アップのイヤリングをそれぞれ3つくださーい!
攻撃力アップのイヤリングをそれぞれ3つくださーい!
あいよー、3000ゴールドちょうどあり!
隊川 織無
よし、これを装備すれば基本雑魚魔物は倒せるんだ。
黒川 蜜戸
わわ…すごいです!
英鍵 類
よし、じゃあまた森に…ッいてっ!
ドンッ、と人とぶつかってしまい、相手が転ぶ。
???
っい…あんた、どこ見て歩いてんの…?
英鍵 類
す、すみません…
???
はぁー、これだから異世界人は困るのよ…
隊川 織無
えっ…なんでこの人たちが異世界人って分かったの!?
???
え、織無…!?なんでそいつらと一緒にいんの!?
黒川 蜜戸
えっと…知り合いさんなんですか?
隊川 織無
うん、僕の友達…綿滝ちゃんって言うんだけどね。
綿滝 篦
あんたら、織無をこき使ってんじゃないでしょうね…?
著差沢 検見
いやいや!隊川ちゃんはついさっき仲間になったのよ~!
綿滝 篦
…仲間…?
黒川 蜜戸
は、はい…仲間です。
綿滝 篦
…あんたも変わったのねぇ。
隊川 織無
うーん…なんだかこの人たち、信用できるような気がして…
…後、Lv50の怪物を剣一振で倒しちゃうくらい強いし…
…後、Lv50の怪物を剣一振で倒しちゃうくらい強いし…
綿滝 篦
…Lv50を!?
あたしでさえアイテム使わないと無理なのに…
あたしでさえアイテム使わないと無理なのに…
がし、と肩を掴まれて揺さぶられる。
綿滝 篦
あ、あんた一体何もんなのよ…!?
英鍵 類
わわわわ!!ちょ、揺さぶらないで!!
隊川 織無
多分、スライムすらも倒してない…経験値を1つも手に入れてないのに…
綿滝 篦
…ちょっとあんたのこと見直したわ。
先輩のあたしが仲間になったげる。名前は?
先輩のあたしが仲間になったげる。名前は?
英鍵 類
えっと…俺は英鍵 類。よろしく…?
綿滝 篦
ふぅん、じゃあ…英と類でえーるいね、よろしく。
英鍵 類
なんでみんな俺を略したがるんだ…?
黒川 蜜戸
ま、まぁまぁ…しょうがないですよ英類くん…
新しい仲間ができたんですし、いいじゃないですか!
新しい仲間ができたんですし、いいじゃないですか!
それもそうだな、そう言おうとしたと同時に地面が揺れる。
英鍵 類
うおっ…なんだ!?地震か!?
街の人
っあんたたち…早く避難して!!
隊川 織無
あ…や、やばい!!
黒川 蜜戸
え、えっ…?何が起こってるんですかっ?
著差沢 検見
う、地面が揺れてて歩きずらいわッ…!
英鍵 類
お、おい!地震か…?!
綿滝 篦
いいえ…違うわッ…2年に、1度起きるの…!
英鍵 類
な、何が起きるんだ…!?
綿滝 篦
…この村の…「呪い」が…!