不老不死と化け物達

森の奥の誰も見つけられない所にそれはありました。

なんでも、国が公認した『不老不死の研究』をしているとか。

表向きは森の生物についての生態観察。 しかし、実際に研究されていたのは…

その研究所は一体どこから実験体を入手したのか

一体なぜその研究をしているのか

これから話す内容はある不老不死の少年と化け物達の出会いから別れの物語です。

ぜひお楽しみください。

彼らはkz、fu、rm。 国から派遣されたエリート研究者。

fuは方向音痴

rmは他人任せ

kzは２人のまとめ役

そういう『設定』で研究所に来ました。

(ガラッ

３人はとある検体がいる部屋に案内されました。

案内された部屋は何もない、ただガラス窓とドアがあるだけの部屋でした。

３人が見たのは…

目や口を包帯で巻かれ、椅子に縛り付けられている少年でした。

ﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁ!!!!

ﾋﾟﾀｯ

ピピッピピッ

ｶﾞﾁｬ

バチバチｯ

ｼｭﾙ

ｶﾞｯ

研究者はいつも決まった時間帯に少年に赤い液体を飲ませていました

ｼｭﾙｼｭﾙ(包帯巻

少年は“喋れません“

その後様々な説明が終わり、次は宿舎へ案内されました。

一つの疑問を置いて…

研究者が去っていったあと３人はあることを話し合いました。

そのまま次の日になり、彼らは自分の業務に取り掛かりました

『業務』と言ってもただ少年の観察をするだけでした

「生き物の体液」と言うのは抵抗があったらしいので彼らはそれを 「ご飯」と呼ぶようにしたらしいのです。

(ｽｯ(触

(ｼｭﾙ(包帯取

彼の口を見た者は皆、初めは驚きました。

彼には舌が無かったからです。

(ｽｯ(差出

(ｼｭﾙｼｭﾙ(包帯巻