鍛錬所から自分達の部屋に戻った2人は朝食をとっていた…
リオ
うん…やっぱり湊が作るグラタンは美味しい…
湊
それはよかった、今回ちょっとクリームソース濃いめにしてみたけどどうかな?
リオ
うん…濃いめでも問題ない美味しいよ
湊
濃いめでも問題なしっと…いつもの感想ありがとね
リオ
あのさ、メモするのはいいけど、食べてからしなよ冷めるよ。気になるのは分かるけど後湊が作る料理は皆美味いから大丈夫だよ。逆に姉さんに教えてあげてほしいくらいだ
湊
本当…朝からこっ恥ずかしい事サラリと言えるね…まぁ嬉しいけどさ…
てか…リリエルさんの料理も美味しいんじゃないの?
リオ
いいや、姉さんが作るグラタンはえたいの知れない物が入ってたりソースの色が違う真っ黒だよ…後チーズの焦げがやり過ぎて判別つかない
湊
あ…あはは…そうなんだ。
けどリオの為に作ってるんだし悪気はないと思うよ?
リオ
それは分かるけど…もう少し料理は勉強してほしい…魔術師としてのスキル上げるみたいにさ
湊
アハハ…
リオ
紅姫は君と同じで料理も勉強も両立出来てるんでしょ?
湊
まぁね、姫は元々優里さんから教わってたし基礎はちゃんとしてるから料理に関しては心配してないかな…けど…
リオ
けど?
湊
無茶してないかなって時折心配になるかな…
リオ
気持ちは分かるけど俺も姉さんが無理して魔法薬作ってるんじゃないかと思う気が気じゃないよ
湊
お互い幼馴染と姉の事思うと心配が絶えないね…
リオ
そうだね…
2人は幼馴染と姉そして自身の話をしながら朝食を終えた
湊
リオ、紅茶飲むんでしょ?言われた通りカップ温めたまではしたけど…
リオ
後は俺がやるから、湊は自分の珈琲淹れて来なよアップルパイは切っとくから
湊
うん、そうするよありがとう
珈琲と紅茶は2人の好きな飲み物それと一緒に楽しむおやつがアップルパイである。
そして、お互い紅茶と珈琲を淹れた後アップルパイを食べつつ世間話を続けるのであった。