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俺は梓稔(あずさ みのる)。
高校生二年生。
超普通な日常を毎日繰り返していた。
漫画を読む度、俺も能力使えたり異世界転移したりしないかなぁーなんて思っていた。
そんなある日、事件が起こった。
俺は幼馴染の佐古といつも一緒。
学校へ行くのに隣を並んで歩く。
『あー…眠そうな稔可愛いな』
梓
佐古
梓
佐古
え、え、え…
今の、佐古の声だよね?
無意識に口に出したとか?
……それはそれで問題なんだけど。
不思議で首を傾げると、「何やってんだコイツ」って目で見られた。
そうだ。空耳だ。
だって佐古は俺に興味ないし。
そうだ、気のせいだったんだ。
そう言い聞かせて、早足で学校に向かった。