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学校に着くと、友達が「おはよー!」って元気よく挨拶をする。

おはよう

佐古

……

っ、佐古。挨拶くらいしろ

キッと睨みつけると、フイッとそっぽを向いた。

『睨まれても怖くねぇな』

は?

思わず声が漏れた

佐古

あ?

佐古は、変なものを見るように眉間に皺を寄せた。

あ、いや…なんでもない

なんだんださっきから!

『梓マジで可愛い。んな可愛い顔で睨まれても興奮するだけなのに、アイツバカだよな』

う、う、煩いなぁ!!

なんだよ?!可愛いって何?!!

ていうか興奮って言った?!

てかこれ空耳じゃない。

脳に直接届いてる感じ。

やっぱりこれって……

特殊能力…?

佐古

さっきから1人でなに言ってんだ。気持ち悪ぃからやめろ

嘘つけ。

心の中は俺でいっぱいの癖になにカッコつけてんの?

少し熱くなった頬を押さえる。

『なんかすげぇ赤いな』

うっさい!

ムゥッと睨みつけても効果なし。 なんならドン引きって目で俺をみてる。

『アイツ体調悪いのか?』 『無理してないといいけど』

急に何の心配だよ。 そもそもこうなってんの佐古のせいだぞ!

そんな気持ちを込めて、もう一度睨みつけてやった。

幼馴染の心の声がヤバすぎるんだが?!

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