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冬の頃
水樹
水樹
柚葉
水樹
母
父
父
その日の夜…
突然村は鬼に襲撃された
吹雪の音に紛れて響く悲鳴
赤く染まる雪景色
水樹は柚葉をかばいながら恐怖に震える手で刃物を握りしめる
だが、そこに現れたのは
救いをもたらすはずの灯馬だった
灯馬は水樹のたった1人の親友だった
灯馬
灯馬
灯馬
灯馬は“鬼”になっていた
灯馬
命を繋ぐ代償として、村と、そして水樹たちを裏切ったのだった。
水樹は絶望しながらも刃を灯馬に向けた。
水樹
激しい戦いの中、柚葉は傷つき、息を引き取る。
水樹は灯馬に深手を負わせるも、彼を取り逃がしてしまう
その後の道
心を凍てつかさせたまま、水樹は鬼殺隊に入隊する。
静かな佇まいの裏には、
“家族を守れなかった悔しさ”
“信じた人に裏切られた傷”
が刻まれていた。
澄香 水樹
澄香 水樹
彼女は「雪の呼吸」を独自で編み出し、隊内でも異質の剣士として恐られる存在になる。
だか、心のどこかでは今も問いかけている
なぜ灯馬は鬼になったのか。
もし再び出会ったとき、自分はどうするのか。
ここからは灯馬の鬼になったきっかけです
ある日、村の近くに現れた鬼が灯馬の家を襲った。
灯馬は必死に戦ったが、鬼の圧倒的な力に歯が立たず、母親が殺されかける。
その時、鬼は言った
「強くなりたいのだろう?……なら血を分けてやろう お前の望みは力だろう?守りたかったのだろう?」
その言葉に灯馬は心を揺さぶられる
彼はその夜、“家族を守るために鬼になる選択をしてしまう”
鬼になった灯馬は母を救おうとするが、既に彼女は絶命していた。
失った現実に耐えきれず、怒りと空虚を抱えて暴走
そして澄香 水樹の村を襲うことになってしまった……
(文多くてすみません🙏)
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