クローゼットの中から

僕は、大学に通うため 地方へ引っ越してきた。

しかし、この家明らかに可笑しい

1階建て横並びのアパート

引っ越してきた当日の夜から この家どこかおかしいと思っていた。

-1か月前の夜-

-ガチャ-

-パタン-

何もせず悠はこの夜 そのまま布団の中でうずくまるように寝た

次の日の夕方

-ガチャ-

-15分後-

その日も布団の中で うずくまるようにして 寝てしまった。

それから度々クローゼットは 開いていることはあるが それ以外何も無かったので 次第に気にしなくなった。

-再び現在-

トットットット

上で誰かが走り回る音がする。

ここは1階建てのアパート 上に部屋があるはずがない。

布団の中で怯えてること 10分後

ピンポーン♬︎

ピコン♬︎

ガタガタガタガタガタガタ!!!!!!!!

ドンドンドンドンドンドンドン!!!!!

慌てて寝室に戻って怯えていると

カタン

クローゼットが開いた音がした

悠は反射でクローゼットを 見てしまった。

青白くなった伸二が ニタッとこっちを見ながら微笑んでた