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グラウンドに引っ張り出され、木刀を渡される
虎杖悠仁
月鵺蓮
虎杖悠仁
蓮は虎杖の言葉を無視する
虎杖悠仁
虎杖悠仁
意味深に伏黒に振り
伏黒恵
蓮が目の前に居ることに驚いている
禪院真希
そう言いながらも三節棍で蓮を殴ろうとする。
が
蓮は華麗に避ける
その場に居る全員が目を見開いている。
釘崎野薔薇
真希が目を見開いている隙を狙って木刀で打ち込む
禪院真希
なんとか受け止めるが物凄い力に圧倒される
蓮は手を止めることなく打ち込み続ける
わざとに木刀を三節棍に絡まし飛翔し、三節棍で狙われるのを待つ
そして三節棍が上に来たのを見て手で掴み、着地するタイミングと同時に真希の顎を蹴りあげる
禪院真希
体術では中々に強い真希を圧倒する
禪院真希
月鵺蓮
静かに真希の頭を撫でる
真希は何か思う所があったのか目を見開いた
パンダ
狗巻棘
虎杖悠仁
虎杖は蓮に興味津々に尋ねる
月鵺蓮
蓮は一瞬、ポカンとし虎杖の反応に笑ってしまう
月鵺蓮
その笑顔に皆が目を見開く
『蓮が笑った！？』
２年ズが声を合わせて言う
伏黒は、少し悲しそうな顔で見ている
月鵺蓮
釘崎野薔薇
月鵺蓮
野薔薇が笑顔になる
蓮が歩き去る。
伏黒が蓮を追いかける。
グラウンドから少し離れたところでやっと蓮に追いつく
伏黒恵
蓮が立ち止まる
月鵺蓮
伏黒恵
月鵺蓮
伏黒恵
伏黒恵
月鵺蓮
蓮は無言で何も答えず
伏黒恵
思いもよらない言葉に目を見開く
振り向きたくて仕方がない。
だが、今振り向いてしまうと気持ちが抑えられなくなってしまう。
今だってほんとは好きで好きで仕方ない。
でも、離れなきゃいけない理由が蓮にはある
区切りを付けないといけない。
月鵺蓮
月鵺蓮
伏黒恵
月鵺蓮
蓮が怒鳴る
月鵺蓮
歩き去る。
伏黒恵
遠くなっていく蓮の背中を見送りながら独り言を呟く
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