天国からあなたへ《完結》

大事なこと言う時

状況説明とか色々

桃

蒼

桃くんが話した事を聞き僕の世界に黒い霧がかかったように真っ暗になった

桃くんが✖️ぬ？

後2ヶ月しか生きられないの...？

嘘だ

嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ 嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ

僕は泣き崩れた

桃くんが僕につられるように泣き始める

蒼が泣いているのを見るのは辛い

俺は今は泣くなと必死に思っていたが

涙が流れてくる

蒼に酷いことしたな〜と自己嫌悪で押しつぶされそうだ

俺より泣いている蒼を見て大丈夫と撫でてやることしかできない自分の無力さに嫌気がさしてくる

ぁぁ神さま

✖️んでもいいんで蒼のことを悲しませないようにしてください

蒼の記憶から俺のこと消してもいいのでほんとに蒼が悲しむのは見たくないんです

そんな願いは叶わないとわかっているが 願ってしまう

これから俺はどうなるんだろう

医師から薬の副作用でしんどい日もあると聞いたがどれくらいなのだろう

俺は後何回朝を迎えられるのだろう

後何回蒼と話せるのだろう

どれくらい苦しいのだろう

今日はこのことについて考えるのはやめよう

辛くなってくる

ふと蒼を見るとすやすやと眠っている

風邪引くぞと思いながら蒼を俺が寝ているベットの中に入れ毛布をかけてやる

これができるのは後何回だろう

っとまた考えてしまった

2人用のベットではないから狭いが蒼といるのはすごく心地が良い

ほんとは腕枕とかしてやりたいけど点滴があるから出来ないな

蒼おやすみと呟き俺も目を閉じる

気づいたら僕は眠っていた

隣には寝ている桃くんがいる

体を見るとほんとに細い

腕を少し触ってみるとほぼ骨

そんな現状を見て僕は泣きたくなる

桃くんの余命という言葉が頭を右往左往している

桃くんが✖️んだら僕はどうなるんだろう

桃くんと後何回一緒に喋りあってデートして一緒に過ごせるんだろう

....

僕が弱気になってたらだめだ

桃くんが1番辛いはずだ

桃くんの看病頑張ろう

桃くんの前では絶対笑顔でいないと、！