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#幼馴染
#記憶
有栖川 郁太郎
106
儚淡花病
220
貴方は
昔の私そっくりですね
警戒心がなくて
ふわふわとどこかに飛んで行きそう
軽やかで
ああ、本当に私そっくり
何もかも奪われる前の
何も知らない無垢な頃の私に...
貴方が羨ましいです
あの頃の私に戻れたらって
酷く嫉妬してしまいそう
でも
これ以上
私みたいな人にならないように
何もなくさないように
空っぽに戻らない様にしなければ
私はもう
壊れる人を見たくないんです
苦しいけれど隣に居させてほしい
こんなに傲慢な私だけれど
貴方を
どうか
守らせてください
コメント
3件
短いけれど、とても重くて綺麗な詩でした。自分と同じ轍を踏ませたくないという「私」の切実な願いが、壊れる前の無垢な貴方への羨望と共に描かれていて胸が締め付けられました。守るという言葉が傲慢だと自覚しながらも手を伸ばす強さに、切なさと同時に温かさも感じます。続きが気になります。