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夜の幹線道路。
先陣を切って爆走していくドラケン達の バイクのテールランプが、 どんどん遠ざかっていく。
マイキーはあえてスピードを落とし、 まるで夜のツーリングを楽しむかのように、ゆっくりとバブを走らせていた。
武道
武道は落ちないように、恐る恐るマイキーの甚平の裾を強く握りしめる。
背中越しに伝わってくるマイキーの体温と、風に乗って香る甘い匂いに、武道は少しだけ戸惑っていた。
武道
武道
武道
前を向いたままのマイキーから、 楽しそうな声が返ってきた。
マイキー
武道
武道の必死のツッコミに、 マイキーはフッと柔らかく笑った。
信号待ちでバブが停まると、 マイキーは少しだけ首を後ろに巡らせ、 武道を優しく見つめる。
マイキー
マイキー
マイキー
武道
武道
タケミチの疑問に、マイキーは前を向き直し、再びアクセルをゆっくりと回した。
マイキー
武道
マイキー
マイキー
武道
タケミチは思わず息を呑んだ。 マイキーは今、ハッキリと言った。
この緊急事態に、東卍の総長という立場を放り出してまで、タケミチと「二人で」過ごす時間を作りたかったのだと。
マイキー
マイキー
マイキー
少しだけ拗ねたような、 でもどこか甘えるようなマイキーの声に、 武道の顔が熱くなる。
武道
武道
マイキー
マイキー
︎︎
マイキー
マイキー
マイキー
武道
武道
夜空に響くバブの排気音と、 タケミチの情けない叫び声。
血みどろの抗争が待っているはずの祭りの夜は、マイキーの武道に対する感情によって、 思いがけず甘くて賑やかな特別な夜へと 変わろうとしていた。