主
主
主
さところ「寂しかった」
主
主
主
ころん
さとみ
るぅと
主
ころんside
朝起きるとパソコンの前で寝ていた
ころん
そう、まぁ深夜の間ずっと編集やら、 新しい歌みたの設定とかしてた
最近はずっとこんな調子だから、 そりゃ体にも影響が出るわけで
ころん
ころん
ころん
咳で喉は痛いし、お腹はぎゅるぎゅるだし、暑いのに寒気が止まらない
ころん
ころん
スタスタスタスタ……
ころん
頑張ってリビングに行っても大好きなさとみくんの姿は無かった。
まぁ…知ってたけど
最近彼も凄く忙しいのか、 作業部屋から出てこない。
分かってるよ? 編集とかで忙しいのも、彼だって1人になりたい時もあることも。
でもね、でも、
「ゲームしよーぜ」って誘ってくれないのも、 ぎゅって抱きしめてくれることもここ1週間ぐらいないとね、やっぱり、
ころん
そんなことを思ってると、気づいたらさとみくんの部屋の方へ向かっていた
ころんside
僕は部屋の前に立つと、震える手でドアを押して、さとみくんに話しかけた
ころん
さとみ
いつもより冷たい彼の口調と態度に少し悲しさを覚える
ころん
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
ころん
そう言ってさとみくんの部屋を出る
はぁ…いつもだったら、 「ふはっwかわいいな、おいで」
って言ってくれるのにな…
さとみくんも…忙しいんだから、 しょうがない
でもさぁ…っ
ころん
さとみくんだって寝不足で疲れてるんだって分かってんのに、
風邪とかで涙脆くなったり、 寂しさがいつもより増しているせいで 涙が止まらない
『そんな泣かれてもさ』
ころん
「涙脆いとこも全部好き」って 言ってくれたじゃん。
今日はいつものツンデレじゃなくて、 素直に看病してもらおうって思っただけなのに
ころん
頭がカーッとなったせいで頭痛が酷くなるし、咳も酷い
ころん
この咳もさとみくんはイヤフォンをしてるから聞こえてないだろう
壁に寄りかかりながら玄関まで行った
ころん
ほんとは外に出ようと思ったけど流石に無理だったから僕はるぅとくんに電話を掛けた
プルルルルルプルルルルル
るぅと
ころん
ころん
るぅと
優しいるぅとくんの声に安心したのか その後の記憶はない
るぅとside
久しぶりのころちゃんからの電話
凄く嬉しかったけど、ころちゃんの声を聞いてそんな気持ちは無くなった
ころん
ころん
るぅと
風邪でも引いたのかな…
あ、でもさとみくんは…?
とりあえず行こ……
るぅと
扉を開けてみると床で苦しそうに息をするころちゃんがいた
ころん
るぅと
すぐにころちゃんを姫抱きにして リビングに連れていく
るぅと
家にあった冷えピタを貼りながら聞く
ころん
ころん
るぅと
そう言うところちゃんは、目に涙を溜めたから、これは何かあったんだなと確信した。
るぅと
ころん
そう言って数分後には可愛い寝息を立てながら眠るころちゃんを見つめる
さとみくんとは何があったんだろ…
るぅと
作業部屋行きますか
るぅと
そう呟いて扉を押す
案の定、イヤフォンをして編集をしているさとみくんが居た。
るぅと
さとみ
さとみ
さとみ
るぅと
ほんっと呆れる。
これでもしころちゃんが「体調悪い」 ってさとみくんに伝えなくて、 ころちゃんが体調悪いの知らなかったんだったらまだ分かる。
でも多分ころちゃんは伝えに来たはず
なのに、彼女の事もほったらかして 編集。
るぅと
僕に電話をらかけて来ましたよ
るぅと
さとみ
さとみ
るぅと
こんなに焦ってるさとみくん全然見たことない
ころちゃんの事、ちゃんと大事にしてるんじゃん
るぅと
ここからは、2人に任せよう。 僕はおさらばだな。
焦って機材を片付け出すさとみくん。
るぅと
さとみ
るぅと
相当焦ってるなぁ笑
まぁ僕は、
一生来ない、「ころちゃんを貰うチャンス」が来るのを待とうかな…
るぅと
さとみside
さとみ
何してんだ、俺。
いくら寝不足でイライラしてたからって、
何よりも大切な彼女に冷たく当たって
何よりも大好きな彼女を泣かせて
ほんと、何やってんだ。
さとみ
そう、少し苦しそうに寝息を立てる彼女の前で呟く。
ころんside
ころん
目を覚ますと体が重かった
ころん
見ると、僕の体の上にさとみくんの上半身が乗っていて、彼も眠っていた
彼の顔を見ると少し泣いた後があった
ころん
そこで僕は全てを察した
きっと僕の体調不良に気づけなくて、 るぅとくんにいっぱい怒られたんだろうな、笑
ころん
ふわふわのピンクの髪を撫でていると 彼が起きた
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
そう言って少し早口で話す彼。
ころん
さとみ
ころん
ころん
さとみ
そう言って僕を強く抱きしめる
ころん
ころん
ころん
さとみ
そう言って僕を優しく撫でながら 耳元でそう言う。
ころん
そう、これ。
朝からずっと、これをして欲しかった
抱きしめて、頭を撫でてもらうの。
そう思うとなんだか嬉しくて、 自然と涙声になってしまう
ころん
さとみ
ころん
それから10分ぐらい経った時、
さとみ
ころん
僕の唇に、優しいキスが落とされた
さとみ
全部全部かわいいと思ってるから。
さとみ
ころん
ころん
ころん
さとみ
また僕を抱きしめる
僕は、さとみくんの体温を感じながら 彼のほっぺにキスをした
ころん
さとみ
めちゃくちゃ恥ずかしい
ころん
さとみ
少し笑って僕をまた強く抱きしめる
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
喧嘩も、1日で仲直り。
やっぱり僕達はこうじゃなきゃ!
主
主
主
主
主
主
主
主
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