晴霧
(ん…、、)

晴霧
(私…どうしてたっけ…、、)

晴霧
(トイレ行って…そしたら、いきなり後ろから…)

晴霧
(…つまり、誘拐…か…)

晴霧
(犯人の目的は…?)

晴霧
……!!

晴霧
(……ぇ、、)

晴霧 母
…………、、

晴霧
「お母さん…?」

晴霧 母
…!

晴霧 母
貴方…言葉、どうして…、?

晴霧
「私ね…ある人達に、拾ってもらって」

晴霧
「その人達が、話せない私に…って、くれたものなの」

晴霧 母
…そうなの、、

晴霧
(…私は、お母さんに捨てられたわけじゃない)

晴霧
(今みたいに…誘拐されて、それっきりだった…)

晴霧
(ずっと意識が無くて、気づいたときには…)

晴霧
(…もう、知らないところで…誰にも気づいてもらえなかった)

晴霧
(ついには、他人に捨てられ…餓死寸前のところで、あの2人に拾ってもらった)

晴霧
(…お母さんは、私のことを…どう思っていたんだろう、)

晴霧
(……話せない子、なんて…きっと、いらなかったよね…)

晴霧
(それで、私が誘拐されても…別に、良かったのかな…)

晴霧
(…今の私に、何をしに来たの…?)

晴霧
「何…しに、来たの…?」

晴霧 母
っ…、、

晴霧 母
………、、(ギュッ

晴霧
、、!?!?

晴霧 母
……ごめんなさい…ッ、(ポロポロッ

晴霧
(っえ…、、)

晴霧 母
ずっとずっと…ッ、1人で…怖い想いを、させてしまって…ッ、!!(ポロポロッ

晴霧 母
私が、貴方を…速く見つけられなかったから…ッ、、(ポロポロッ

晴霧 母
生きてくれていて…本当に、良かった…ッ、

晴霧 母
本当…ごめんなさい…ッ、、

晴霧 母
……ごめんなさい…っ、、

晴霧
……、、(ポロポロッ

私も…お母さんと遊びたかったな…と、虚しくなっていた
2人は私を大切にしてくれて、本当の親のように私に尽くしてくれる
でも、実際にお母さんに会うと…どっと想いが溢れてしまって
晴霧
「…お母さん、」

晴霧 母
どうしたの…?

晴霧
「お母さんは…私を、好いてくれてるの…?」

晴霧 母
…好いてるも何も、、

晴霧 母
私はずっと…貴方のことを愛してる

晴霧 母
貴方がどうなろうと…何をしようと、

晴霧 母
私は、貴方の母として…貴方を陰から見守っているよ

晴霧
…!!

晴霧
「お母さん…1つだけ、教えてほしい…」

晴霧 母
…?

晴霧
「…私はね、晴霧という名前なの」

晴霧 母
晴霧…?

晴霧
「そう…」

晴霧
「私の、本当の名前は…何だったの?」

晴霧 母
………、、

晴霧 母
…未来(みらい)、、

晴霧 母
それが、貴方の名前なの

晴霧
未来____、、

晴霧
、!?

晴霧 母
?

竜黄
晴霧…ッ!!!

晴霧
「あ…!」

竜黄
良かった…っ、生きてたぁ…!

秀虹
…誰ですか?貴方、

晴霧 母
……貴方達が、、

秀虹
…?

晴霧 母
…未来を、助けてくれたのね…

竜黄
未来…?

晴霧 母
……いえ、、

晴霧 母
いきなりこの子を連れていってしまいすみません

晴霧 母
では…私はこれで、、

晴霧
「お母さん…!」

竜黄
……お母さん、!?!?

秀虹
え…?

晴霧 母
……いい?

晴霧 母
私はね…この人達といる貴方を見て、安心したの

晴霧 母
貴方は…もう、こんな表情をできるようになったんだ、って

晴霧
「お母さん…、、」

晴霧 母
だから…きっと、大丈夫

晴霧 母
絶対、また会いに来る。もう、貴方は1人じゃない

晴霧 母
未来…ううん、晴霧

晴霧 母
……愛してる

晴霧
…!!

晴霧 母
…じゃあ、またね

晴霧
(……っ、、)

晴霧
(私は…なんで話せないんだろう、)

晴霧
(なんで…愛してる人に、言葉で愛を伝えられないんだろう…)

晴霧
(……伝えたい、、)

晴霧
(伝えたい…!!)

晴霧
……っ、ぁ……、!

晴霧 母
……、、!?!?

竜黄
え……!!

秀虹
竜黄、静かに…(ボソッ

晴霧
ぁ…ぃ、し…てる…っ、

晴霧
お…かぁ、さん…っ、!!

晴霧 母
……っ、、(ポロポロッ

晴霧 母
ありがとう…っ、!!
