コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
それは、儚い命と恋の物語でした_。
全てが嫌だった
生きるのも 死ぬのも 全て。
上辺だけの友達と
冷めきった家族
それならいっそ
消えてしまいたかった
今日も私は
スマホを片手に クラスメイトの話を聞く"フリ"をする
クラスメイトA
明日架
クラスメイトA
クラスメイトB
クラスメイトA
クラスメイトA
クラスメイトA
クラスメイトB
クラスメイトA
明日架
クラスメイトA
…めんどくさい
なんなの? 何が言いたいの、結局。
彼氏いますよアピール?的な?
彼氏いるからなんだってんだよ
結斗
クラスメイトA
クラスメイトB
結斗
結斗
クラスメイトA
クラスメイトB
結斗
明日架
結斗
明日架
結斗
明日架
結斗
明日架
結斗
結斗
明日架
結斗
明日架
結斗
当たり前の日常
見失ってたものに気付かない私達は
何も見えていなかった
そう……。
ちゃんと見えていたのは
何も見失っていなかったのは
結斗。
こいつだけだった
明日架
お母さん
明日架
夏休みまで、1週間_。
明日架
おばあちゃん
明日架
おばあちゃん
明日架
明日架
おばあちゃん
明日架
おばあちゃん
明日架
明日架
ゴンッ…!
明日架
結斗
結斗
明日架
そこにいたのは結斗だった
明日架
結斗
ここは私たちの学校から 離れた場所にある病院だ
だから クラスのやつに会うことなんて…
あるはずがないのに…
明日架
結斗
明日架
明日架
あいつは私の口を塞ぐ
結斗
明日架
結斗
明日架
明日架
明日架
結斗
明日架
明日架
結斗
明日架
結斗
結斗
結斗
結斗
結斗
明日架
明日架
明日架
明日架
結斗
結斗
結斗
私は固まってしまった
「嘘じゃない」 そう言ったあいつの目は
いつになく真剣で
悲しげだった
その目を見て私は
信じざるを得ない。
そう思った
明日架
結斗
結斗
明日架
結斗
こいつの笑顔は少し……可愛かった
こいつが死んでしまうことが
何故だか急に寂しくなって。
そんな自分が恥ずかしかった
この時… 自分の気持ちに気づいていれば…
もっと、こいつと笑いあえたのに
あいつが旅立つまで、あと1週間_。
1週間の命へ〜1話〜 〜END〜
次回 結斗の秘密を知った明日架。
変わらず笑う結斗と違い
どこか変わった明日架。
結斗と笑い合える時間が楽しくて。
幸せで。
結斗が旅立つまで、あと6日。
明日架
結斗
クラスメイトA
お母さん
おばあちゃん
明日架
(๑σ∀σ)ฅ”しーゆー。