紅茶
ウマヅラハギ
少し小さな体で俺に優しく抱きついてきた。 その頭をなでてやると、嬉しそうに微笑んだ。かわいい、
紅茶
彼は、その愛嬌を使ってたくさんの人の家にかわるがわる住んでいる。 いわゆるヒモ…なのか?
俺もその“たくさんの人”の中のひとりだ。 あいつにとっては家を貸してくれるやつ、としか思っていないのだろう
ウマヅラハギ
ウマヅラハギ
からかうようにそういう。その言い方がよくいるメスガキを連想させた
紅茶
そうは言うが、図星だった。 図星だと勘付かれないように話をそらして、2人で夜ご飯を作り始める
紅茶
ウマヅラハギ
紅茶
ウマヅラハギ
紅茶
ウマヅラハギ
紅茶
ウマヅラハギ
紅茶
紅茶
ウマヅラハギ
ウマヅラハギ
紅茶
紅茶
ウマヅラハギ
紅茶
ウマヅラハギ
紅茶
ウマヅラハギ
細く、色白な手に絆創膏を貼ってやった
ウマヅラハギ
夜ご飯はナポリタンだった。 ウマヅラが切った不揃いな形のピーマンも、市販で買ったナポリタンのソースも美味しかった
紅茶
紅茶
紅茶
ウマヅラハギ
紅茶
ウマヅラハギ
紅茶
ウマヅラハギ
ウマヅラハギ
紅茶
紅茶
ウマヅラハギ
ウマヅラハギ
紅茶
ウマヅラハギ
紅茶
ウマヅラハギ
紅茶
紅茶
心臓が持たないかもしれない
ウマヅラハギ
ウマヅラハギ
紅茶
平然を保っているつもりだが、仕事まみれの生活の中の唯一の癒やしが無くなるのはかなりきつい
嬉しさと悲しさが同時に来たような、嫌な感じに襲われた
風呂から上がり、寝る支度を済ませて寝室に入った
紅茶
ウマヅラハギ
紅茶
ウマヅラハギ
紅茶
ウマヅラハギ
ウマヅラハギ
紅茶
ウマヅラハギ
紅茶
紅茶
ウマヅラハギ
ウマヅラハギ
紅茶
ウマヅラハギ
紅茶
ウマヅラハギ
紅茶
ウマヅラハギ
紅茶
紅茶
ウマヅラの目をまっすぐ見つめた
『俺、明日は帰ってこないから』 『紅茶の家に住みたい』
ウマヅラハギ
ぼけっとしていると、ウマヅラは俺にキスをしてきた。 かまってとでも言うように
ウマヅラハギ
紅茶
紅茶
ウマヅラハギ
紅茶
ウマヅラハギ
お前に触れるのは、痛くて嫌いだ
紅茶
紅茶
ウマヅラハギ
ウマヅラハギ
紅茶
ウマヅラハギ
紅茶
俺が黙っていると、ウマヅラはポロポロと涙をこぼしはじめた
紅茶
ウマヅラハギ
ウマヅラハギ
紅茶
ウマヅラハギ
紅茶
ウマヅラハギ
震える声で、潤んだ瞳で俺に訴えかけてきた
紅茶
紅茶
ウマヅラハギ
ウマヅラハギ
そんな事を言われてしまえば、どうしようもない
本当に、本当にずるいやつだ
紅茶
紅茶
ウマヅラハギ
止まらないウマヅラの涙を優しく拭った
紅茶
ウマヅラハギ
ウマヅラハギ
紅茶
ウマヅラは俺の目を見てにっこりと笑った
俺はそっとキスをした 彼は照れたような、困ったような顔をしながらも、俺にキスを返した
コメント
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尊すぎる