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コメント
2件

めっちゃ面白いです!頑張って下さい!
第3話、読み終えました…っ! ぺいんとくんが冷静に皆をまとめようとする一方で、レウくんがきょーさんの死を許せずに反旗を翻すところ、もう胸がぎゅっとなりました。確かに従うのが正解かもしれないけど、大切な人が目の前で♡♡♡れたらそう簡単に割り切れないですよね… でも、レウくんはちゃんと「考えなしに突っ込んでも同じ目に遭う」って冷静な部分も残してて、そういうバランスがすごくリアルでした。 それに、みんなが少しずつ自分の「魔法」を見せ始めたのも面白かったです!特に近海さんのスマホハッキングはちょっとワクワクしました。でも、自分だけ魔法がわからないっていうレウくんの不安も伝わってきて、続きが気になります…! この世界観、しっかり染みてきました。次話も楽しみにしてますね🥀
他に染まったラウンジの中、 少年達は恐慌状態に陥っている。
看守
その室内を緩慢に動き回っているのは、 看守だけだった。
看守は金豚きょーの死体を片付けていた。 その作業途中──
ぐちつぼ
恐怖に耐えきれずか、少年のひとりが地を蹴り、 駆けだした。
看守は逃げ出そうとする気配に反応した。 猛烈な勢いでその少年、ぐちつぼを追いはじめる。
レウクラウド
ぐちつぼの背を追う看守の鎌が、ギラリと光った
再度の悲劇の予感に、 少年たちの多くが悲鳴をあげ、目を覆う。
ぺいんと
堂々とした声を発した少年に、 その場の全員がハッとし、注目していた。
その少年──ぺいんとは ラウンジの壁に立てかけてあったレイピアを持って、ぐちつぼと看守の間に立っていた。
ぺいんと
看守は聞く耳を持たない様子で、 大きく鎌を振った。
レウクラウド
ぺいんと
ぺいんとが咄嗟に後方へと跳躍し、避けたことで、 看守の鎌は空を切った。
レイピアを構えたままのぺいんとは、 強い瞳で看守を見据える。
ぺいんと
ぺんいとの後ろに立つぐちつぼは さすがに逃亡する気は失せたのか、呆然と立ち尽くしている。
ぐちつぼ
ぺいんと
看守
元から牽制のつもりだったのか 看守はそれ以上鎌を振るわず、元の作業へと戻っていく。
そして、きょーの死体を抱え、退出していった。
看守の姿が見えなくなったことで、 ようやく少年たちの張り詰めた空気がほんの少し緩む。
そこで、中央に立ったのは、 やはりぺいんとだった。
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんとに言われて、皆それぞれのポケットを探る。
レウクラウド
だが、虚しくもスマホ画面の右上には圏外の文字。
レウクラウド
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぐちつぼ
ぐちつぼ
ぐちつぼが噛みついたことで、 ぺいんとは憂いげなため息をついた。
ぺいんと
ぐちつぼ
ぐちつぼは舌打ちし、ラウンジを出ていった。 やれやれと肩をすくめるぺいんと。
ぺいんと
レウクラウド
レウは一歩前に出て、口を開いた。
レウクラウド
レウはそう強く言い放つ。 ぺいんとは意外そうな表情になっていた。
ぺいんと
ぺいんと
レウクラウド
ぺいんと
ぺいんと
コンタミ
コンタミはそう言ってレウの隣に立った。
コンタミ
いつの間にか、レウの傍らには、 近海とみどりも立っていた。
近海の鯖
みどりいろ
コンタミ
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんとが歩き出すと、 彼についていくと決めたらしい少年たちが続いていく。
ラウンジに残されたのは、 レウとコンタミ、近海とみどりの4人だった。
コンタミ
レウクラウド
レウクラウド
レウクラウド
レウクラウド
コンタミ
レウクラウド
地下へと戻って、 レウはあることに気付いた。
ずらりと並ぶ牢屋の前に、 囚人番号が記載されたプレートが貼りだされている。
レウクラウド
目覚めた房の前に立ち、確認してから入っていく。
そこでタイミングよくスマホが震え、 通知音が鳴った。
早速スマホを起動してみると、 それはゴクチョーからの通知だった。
スマホに入っているチャットアプリを開くと、 デフォルメされたゴクチョーからのメッセージが 表示される。
『自由時間は終わりです。 皆さん、速やかに自分の房へとお戻りください』
『ルールに従わない者は、 懲罰房行きになっちゃうので……』
『仕事とか、増やさないでいただけると……』
ゴクチョーからの知らせも、 このスマホに入ってくるらしい。
レウがベッドに腰掛けてしばらくすると、 タイムリミットが来たのか、鍵が閉まる音がした。
レウクラウド
牢屋はいずれも2人部屋になっているらしく、 他の少年たちが同じ房内に入っていくのを見かけた。
レウは、1人だった。 同室で目覚めたきょーが殺されてしまったから。
レウクラウド
レウクラウド
レウクラウド
ポケットにしまっていたスマホを取り出し、 レウは内容を確認していく。
レウクラウド
薄暗く陽の差さない地下は、時間感覚を失う。 スマホの時計表示で、 今は15時を少し過ぎたところだった。
レウクラウド
先のぺいんとの言葉通り、 スマホには【魔女図鑑】というアプリが入っていた。
レウはアプリを起動し、その内容を確認していく。
牢屋敷の規則によると、 囚人達は自由時間をのぞき、 定められた監房の中にいないといけないらしい。
見張りが常に巡回していて、 囚人を発見した場合、2日間の懲罰房行きになる。
そのほか、規則を破るような行為はやはり 懲罰房行きとなる。
レウクラウド
レウは青ざめながらも、軽く息をついた。
ゴクチョーの話にあった、 魔男裁判についてのルールも記されていた。
『囚人は強いストレスを受けると 魔女因子が高まり、魔男化が進む』
『魔男になった者は堪えきれない殺人衝動で、 殺人を犯す恐れがある』
『殺人事件が起きた場合、 危険な魔男を処刑する為、魔男裁判を開廷する』
『囚人達で議論し、投票にて魔男を決め、 その場で魔男を処刑とする』
レウクラウド
レウクラウド
レウクラウド
レウは首を振り、 魔女図鑑の内容確認へと戻る。
『完全な魔男になった者は、 やすやすと死なない肉体を手に入れる』
『完全な魔男になった者は、 今持っている【魔法】が爆発的に向上する』
『但し、【なれはて】として、 いずれ人の形ではなくなる』
レウクラウド
レウは首を傾げる
レウクラウド
思考を放棄したのかスマホを投げ出し、 固いベッドに身を横たえた。
レウクラウド
レウクラウド
レウクラウド
レウクラウド
レウはそのまま眠りについた
スマホの通知音が、室内に響いた。
眠りから覚めたレウはがばりと頭を上げ、 急いでスマホを確認した。
内容はゴクチョーからの通知だった。
『皆さん、夕食の時間です。 速やかに食堂へ集合してください』
並ぶ牢屋が、一斉に開錠されていく。
レウクラウド
レウクラウド
レウクラウド
レウはため息をつき、立ち上がった。
レウクラウド
レウは【魔女図鑑】のマップを思い出し、 スマホを開いた。
レウクラウド
マップを頼りに1階へと続く階段へと向かい始めたところで──
ぐちつぼ
階下へと降りてきた看守と、 抱えられているぐちつぼを目撃する。
ぐちつぼ
レウクラウド
──キミにそれができるかな?
誰かに囁かれたような気がして、 周りを見渡すが誰もいない。
レウが周りを見渡しているうちに 看守はぐちつぼを抱えて、 通路の向こうへと消えていった。
レウはマップにしたがって、 たどりついた食堂の中へと入る。
食堂の中では、 少年たちはすでに食事をはじめていた。
レウクラウド
先ほど見た光景に未だ動揺し、 レウは青ざめながらも周囲を見回す。 すると──
コンタミ
コンタミがレウに手招き して、レウを呼んだ。
レウクラウド
レウはコンタミたちが寄り合うテーブルに 椅子を引いて座った。
先程団結したコンタミ、近海、みとりがいる。 トレーにのせられた食事も既に起きてあった。
コンタミ
レウクラウド
お礼を伝える口元はひきつっている。
皿に盛られた食事はどろりとしていて、色もグロテスク。 なんの料理なのか判然としない。
コンタミ、近海、みどりのトレーにあるものも、 ビュッフェカウンターに並んでいる料理も、 全て似たり寄ったりの気味が悪いものだった。
レウクラウド
そのままのリンゴが1つ置いてあり、 レウはほっと息を吐く。
コンタミ
みどりいろ
レウクラウド
コンタミ
近海の鯖
レウクラウド
みどりいろ
コンタミ
近海の鯖
レウクラウド
恐ろしい想像をしてしまったのか、 全員が沈黙し、俯いてしまう。
食堂にはぐちつぼ以外が揃っている。 皆、仕方なく規則に沿って行動している様子だ。
レウ達の席から少し離れたところで、 ぺいんと達も食事をしていた。
レウとぺいんとの目が合う。 ぺいんとがにっこりと微笑んだ事で、 レウは慌てて目を逸らした。
一連の挙動を見ていたらしい、 みどりがずいっとレウに顔を寄せた。
みどりいろ
みどりいろ
近海の鯖
みどりいろ
レウクラウド
レウクラウド
みどりいろ
スプーンを置き、みどりいろはため息をつく
みどりいろ
みどりいろ
コンタミ
コンタミ
確かに今の発言をしたのはコンタミだった。だが声もセリフも完全にみどりいろだ。
みどりいろ
コンタミ
レウクラウド
近海の鯖
レウクラウド
近海の鯖
近海に言われた通り、3人がポケットからスマホを取り出し画面を見つめた
そうすると、3人のスマホ画面にノイズが走った。 ノイズが晴れると画面にちょっとした動物のイラストが映って、すぐに消えた
レウクラウド
近海の鯖
コンタミ
近海の鯖
みどりいろ
みどりいろ
レウクラウド
レウクラウド
コンタミ
近海の鯖
近海の呟きは、 空気を重くするには十分だった。
夕食の後は、長めの自由時間となっていた。
行ける範囲で散策したり、シャワーを浴びたりできるらしかった。
レウクラウド
レウクラウド
地下の房へと入る前、 エマは何気なくといった風に隣の房を覗いた。
赤髪のとも
早めに夕食を食べ終えたのか、赤髪のともが自分の房の中にいた。
レウクラウド
レウクラウド
レウはこれ以上考えても何にもならないと判断し、自分の房へと入って行った
房の2段ベットの下段に倒れ込む
レウクラウド
レウクラウド
そう呟くと、レウは深い眠りへと落ちた