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葛葉
坂田銀時
葛葉は俺の胸にもたれ掛かりながら寝息を立てている
坂田銀時
ぽりぽりと頭を掻いていると
神楽
新八と神楽が入ってきた
坂田銀時
志村新八
坂田銀時
坂田銀時
2人の力を借りて、なんとか葛葉を寝かせる事に成功した
志村新八
坂田銀時
俺は重い腰を上げ、玄関へと向かおうとする
神楽
坂田銀時
玄関で靴を履いている時、ふと思い出した
坂田銀時
坂田銀時
神楽
坂田銀時
坂田銀時
志村新八
坂田銀時
俺はそう言い、万事屋を後にした
葛葉
私、確か、
葛葉
ガバッと起き上がり、辺りを見回す
葛葉
最悪だ、子供みたいに泣いて、 は、恥ずかしい事言ってないよね!?
私が頭を抱えていると、居間に誰かが入ってきた
神楽
葛葉
神楽
その時、また他の人物が入ってきた
志村新八
葛葉
神楽
葛葉
神楽
志村新八
定春
定春は私のそばに寄り、私の肩に顔を擦りつかせた
葛葉
神楽
葛葉
志村新八
志村新八
葛葉
ちょっと重そう、
そんな事を考えていると、定春に首根っこを掴まれ、後ろへと乗らされた
神楽
志村新八
志村新八
神楽
神楽
葛葉
私は神楽ちゃんと定春と共に、出かけて行った
神楽
葛葉
神楽
葛葉
神楽
葛葉
神楽
葛葉
神楽
葛葉
初めて、タメ口で話せる人が出来た こんなに、嬉しいものなんだ
神楽
葛葉
目の前には、屋敷の様ような建物が佇んでいた
葛葉
私は漫画を途中から見始めた為、 キャラクターは真選組、万事屋ぐらいしか分からない なので、キャラクターの親族やらが出てきている事は知っているが、名前や顔までは知らない
恒道館剣術道場、私が見た漫画では見ていない、
神楽
神楽ちゃんが屋敷の敷地を跨ぐと、それに続いて、定春も跨いだ
神楽
葛葉
私が首を傾げると、道場から一人の女性が姿を現した
定春から降り、私は女性の方に視線を向けた
お妙
神楽
お妙
私より女性の方が身長が高い為、 女性は私の前でしゃがみ、優しく微笑み掛けた
お妙
葛葉
志村って、もしかして新八さんの、
お妙
葛葉
なるほど、確かに少し顔つきは 似ている、 にしても、兄妹揃って礼儀正しいな、
お妙
葛葉
お妙さんは私の手をそっと握り、握手を交わした
お妙
神楽
神楽ちゃんは私の服が血塗れで、着物と寝巻きを貸して欲しい事を説明した
お妙
葛葉
流石にそこまで、と私が首を振ろうとすると、お妙さんが私の頭を撫でた
お妙
神楽
二人からそう言われれば、断る理由なんてないだろう
葛葉
私はお妙さんに向けて微笑みながら、そう口にした
お妙
神楽
葛葉
お妙さんと神楽ちゃんは私を見たまま、硬直してしまった
お妙
神楽
葛葉
私は神楽ちゃんに横抱きにされ、お妙さんに続いて、道場へと入った
その後、私はお妙さんと神楽ちゃんに見繕われ、洋服と寝巻きを 受け取り、しばらくお茶を楽しんでいた
お妙
神楽
葛葉
想い人、想いび、
「俺が保証する」
葛葉
な、なんで銀さんが、ぎ、銀さんはあくまで憧れ!! 私なんかじゃ釣り合わない!
私は思わず顔を赤らめ、黙ってしまった
お妙
神楽
葛葉
その時、テーブルの下から
近藤勲(gorilla)
男の人が現れた
葛葉
お妙
お妙
神楽
葛葉
確かあの人って、近藤勲、?! なんでお妙さんのお家に、
私は神楽ちゃんに目と耳を塞がれ、今の状況が把握が出来なかった
しばらくすると
お妙
神楽
神楽ちゃんが手を退け、はじめに目に映るのは、近藤さんの顔や身体がボロボロになった状態だった
葛葉
神楽
お妙
お妙さんは茶を飲み、神楽は酢昆布を食べていた
私はどうしても放っておけず、 近藤さんに近づいた
葛葉
近藤勲(gorilla)
葛葉
私は近藤さんにハンカチを差し出した
近藤勲(gorilla)
葛葉
その瞬間、近藤さんに手を握られ
近藤勲(gorilla)
その瞬間、
お妙
神楽
近藤勲(gorilla)
神楽ちゃんとお妙さんの飛び蹴りを喰らった近藤さんは見事なまでに吹っ飛んだ
神楽
お妙
葛葉
神楽ちゃんは私の体をペタペタと触り、お妙さんは手拭いで先程、近藤さんに握られた方の手を拭いていた
葛葉
お妙
お妙さんは先程と変わらぬ微笑みでそう言った
神楽
お妙
寂しいわ、と残念そうにお妙さんは呟き
葛葉
お妙
お妙さんは私を抱きしめ、しばらくすると離してくれた
神楽
お妙
私は定春の背に乗り、お妙さんに手を振った
葛葉
神楽
葛葉
今までは、ろくに友達も作れず ぼっち生活をしていたが、
あの時、お妙さんと神楽ちゃんと色々なお話ができて、凄く楽しかった
神楽
私達は互いに笑い合いながら、 万事屋へと向かった
神楽
葛葉
坂田銀時
葛葉
坂田銀時
神楽
葛葉
坂田銀時
葛葉
確かに、今は戸籍も何もない状態だ、
坂田銀時
神楽
今は何も身寄りがない状態だ、 ならここで世話になった方が良いだろう
葛葉
坂田銀時
葛葉
私はその言葉を噛み締めるように口にし、銀さんは満足気に微笑んだ
ここから、私の新しく、騒がしい人生の 幕開けだ