MARU
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あ、1100ハートありがとぉ!((
illma
natu
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natu
8月12日、日曜日
この前、部活中に見事にコケて動けなくなったため、病院に担ぎ込まれた
骨折はしていなかったものの、捻挫はしていたようで、2週間は安静にしていないといけないらしい
今日は検査のために病院に来た
ついてきてくれたなつに感謝しながら廊下を歩いていた時―
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目の前にいた、桜色の瞳をした青年に目を奪われた
知り合いとかでもないし、一目惚れをしたわけでもない
だけど何故か俺の瞳は、無表情で、だけどどこか寂しそうな顔をしている彼を捉えていた
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まさか声をかけられると思っていなくて驚いた
適当に誤魔化すと、相手は不思議そうな顔をしながらも、本を読み始める
不思議なやつだな、と思いながらも病院を後にした
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まさか再開するとも知らずに
先生 じゃあ桃瀬は紫咲の隣な
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いや気まず....
相手も―。桃瀬も、恐らく俺の存在に気づいているだろう
居心地悪そうに目を逸らす
寄りにもよって俺の隣だ、気まずすぎる
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休み時間
ねーねー!桃瀬さん!
どこから来たの?
好きな色は?
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さすが転校生、初日から注目の的だ
だけど、当の本人は無視しているようだった
私の名前、〇〇って言います! よろしくね!
よく諦めずに話しかけようと思うよな...と思っていた時、
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....?
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え....っ
ちょ、それは言い過ぎじゃ...
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.....なにあれ、
流石に可哀想だよ....
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周りは、桃瀬のあの態度を不快に思ったのか、ヒソヒソと陰口を始める
だけど俺は、なぜかあの態度を嫌だとは思わなかった
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そういうと桜色の目を見開き、不思議そうにこちらを見る
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それに、クラスメイトに冷たい態度をとる理由も知りたい
もしかしたら、このこととなにか関係があるかもしれないし
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聞きなれない病名だった
名前も知らなかったし、どんな病気かなんて全く知らなかった
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illma
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言葉が見つからなかった
その間も、桃瀬はその病気について淡々と話し続ける
その時の桃瀬の目は、なにかを諦めた色をしていた
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アルツハイマー病はただ忘れるだけでなく、その言葉自体を失うらしい
名前も、味も、見た目もわからない
しかも、病気が進行するに連れ、失うものも増えていく
そのメニューに関連する思い出すら、失ってしまう
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illma
桃瀬の話を聞き終えた後、俺は少し掠れた声で相槌を打つことしか出来なかった
そして改めて、アルツハイマー病の恐ろしさと残酷さを知った
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やっぱり、関係していた
相手のためを思って、自分を犠牲にする姿に胸が痛む
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俺が、らんを支える
心の中で、そう決心した―。
NEXT♡500 (多めにしたった((
コメント
11件
2000いいねまで押しときました〜
おし、TO・RI・MA・☆ ハート1000まで押しといたぜッッッ☆
kamidesuka?