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#妄想
自称天才の天才
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もも@テラー離れしようかな、、
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高校生になっても私は活動を続けていた。
朝は学校に行って、
授業を受けて、
放課後になると、レッスンに向かう。
普通の高校生とは、少し違う生活だったと思う。
でも、当時の私にはそれが普通だった。
そして、そんな私を時々迎えに来てくれる人たちがいた。
事務所の先輩たち。
中でも、WEST.のメンバーさんにはかなりお世話になっていた。
たまたま大阪にいる時や、休みの時。
『迎えに行くわ。』
そう言って学校まで車で迎えに来てくれていた。
授業が終わり、ただ校門を潜る。
スマートフォンが鳴った。
神山くんからだった。
これは、重岡くんでも、流星くんでも様々。
学校から少し離れた所にいる事もあれば、
校門で待ち伏せされてる事もあった。
時にクラスメイトから凄い目で見られるけれど。
それでも私はこの時間が好きだった。
学校からレッスンに向かうほんの時間。
『学校どやった?』
って聞いて貰える事。
それだけで、少し安心した。
そして、ある日の事、
その日は珍しく、レッスンが入ってなかった。
学校が終わっても、迎えに来てくれる人はいない。
それは当たり前の事だった。
でも、その日はなぜかすぐに家へ帰る気になれなかった。
少し疲れていたのかもしれない。
学校で何かあった訳でもなくて。
仕事が嫌になった訳でもない。
ただ、
『今日は少し一人でいたい。』
そんな気分だった。
駅へ向かってる途中。
ふと、見慣れない道に目が向いた。
そこに、一軒の小さな喫茶店があった。
大きな看板があるわけでもない。
外から見ても、決して目立つお店ではなかった。
でも、何故か気になった。
私は足を止めた。
百花 瑞希
少し迷ってから、ドアに手をかける。
カラン… とドアベルが静かに鳴る。
マスター
百花 瑞希
店内は静かだった。
コーヒーの匂い。
小さな音量で流れる音楽。
何人かのお客さんがいるだけ。
騒がしくもない。
誰かに急に急かされる事もない。
私は、なんとなく端のカウンターに腰掛けた。
マスター
百花 瑞希
この時の私は、まだ知らなかった。
この小さな喫茶店が、
高校生だった私にとって大切な場所になる事を。
そしてここで出会った人と、
高校生から20歳になるまでの時間を過ごすことになるなんて。
この時はただ、
少しだけ休みたかった。
それだけだった。
メニューを開いて眺める。
何を食べたいのか、自分でもよく分からなかった。
ただ、ここに居たかった。
マスター
百花 瑞希
百花 瑞希
百花 瑞希
マスター
百花 瑞希
マスター
マスター
私は、コーヒーが飲めなかった。
正確に言えば、苦いものが苦手だった。
ミルクをたっぷり入れて、
砂糖も少し入れて、
それでようやく口に出来るぐらいで。
それでも、この時はなぜかコーヒーの香りがするこの店に惹かれていた。
暫くして、
マスター
百花 瑞希
苦手だった筈のコーヒーを 躊躇いなく口に運んだ。
百花 瑞希
マスター
マスター
百花 瑞希
百花 瑞希
マスター
百花 瑞希
百花 瑞希
そんな些細なやり取り、
でも、不思議と心地良くて、
そして、暫く店内で過ごしていると、
マスターが少し腰を押さえた。
ほんの少しだけ、
けど、私は気付いた。
百花 瑞希
マスター
百花 瑞希
マスター
百花 瑞希
マスター
マスター
百花 瑞希
マスター
マスター
そう言って、笑っていたけれど、
私はなんとなく気になった。
店内を見渡す。
注文を聞くのも、
食器を片付けるのも、
コーヒーを煎れるのも、
全部マスター 一人でやっている。
百花 瑞希
マスター
私は勝手に口が動いた。
百花 瑞希
百花 瑞希
マスターが驚いた顔をした。
マスター
百花 瑞希
百花 瑞希
百花 瑞希
マスター
百花 瑞希
百花 瑞希
別に深く考えていた訳でもない。
ただ、
一人で全部やっているマスターを見ていると、
手伝いたくなったのだ。
マスター
百花 瑞希
百花 瑞希
百花 瑞希
別に居場所がなかった訳でもないけど、
少し刺激を求めていたのかもしれない。
末澤だって、リチャードだって、 アルバイトしていたのだから、
私がやっても何も問題ない。
少しでも、
アイドル以外の選択肢を探したかった。
マスター
マスター
マスター
百花 瑞希
マスター
百花 瑞希
私は、家に帰って すぐ父と母にお願いした。
二人とも『どうして?』となっていたけれど、
中々、将来が見つからない現状を、
薄々勘づいていたのだろう。
こうして、私は
ある小さな喫茶店でアルバイトを始めた。
そして、この場所で過ごす時間が増えるにつれて、
私は少しずつ、
この店とマスターのことが大切になっていった。
コメント
1件
おお〜、第41話!瑞希ちゃんがふと立ち寄った喫茶店で、マスターの腰を気遣って「アルバイトしたい」って申し出るシーン、めっちゃあったかくなったよ〜😭💕 「私も居場所を探してた」ってセリフ、アイドルとしての自分だけじゃない瑞希ちゃんの等身大の気持ちが伝わってきてグッときた…。コーヒー苦手なのにミルクと砂糖で調整しながら飲む姿も可愛すぎるし、マスターとの「顔に出てる」やり取りにほっこりしたよ🥺☕ この喫茶店が瑞希ちゃんにとって20歳までの大切な場所になるって伏線、続きがめっちゃ気になる…!次話も楽しみにしてるね〜🌸✨