それは突然の報告だった
森
森
太宰治
驚きの余り掠れ声しか発せられなかった。
太宰治
姉さんが?
太宰治
僕を?
太宰治
ポートマフィアを?
太宰治
うそだ
うそだ
うそだ
うそだ
うそだ
うそだ
でも現実は非常だった。
姉さんはポートマフィアを裏切った。
これが事実でこれが真実。
そんなことを判りながらも
僕は
現実から目を背け図にはいられなかった。
心が壊れてしまいそうだから。
現実から目を背け
その不満をぶつけるように
僕は人を殺していった。
殺して
殺して
殺して
現実から目を背け続けた。
そしてある日
また大切な人を失った。
太宰治
神様は不公平だ。
何故僕から全て奪っていくのだ。
姉さんを奪って。
織田作を奪って。
太宰治
これ以上
何を失えというのだ。
織田作はいった。
織織田作
と。
ならばやってやろうではないか。
かつての姉さんのように…
ポートマフィアを裏切ろう。
織田作との約束を果たすために。
太宰治
"人間失格"だ。
次回 武装探偵社での再会①
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コメント
7件
初コメ失礼します!ハートって何回でも押せるんですね。初めて知った…とりあえずハートクッソ押しときました☆
アニメにあっても違和感無い…!
感動の再会まであと少し……!