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りんご飴

スタート!

価値のある人間になりなさい

それがどれだけ僕にとって重い言葉だったか

数秒差で生まれてきただけで、何故これほどの差をつけられたのか

ずっと、ずっと憎かった

何で自分だけ、何でアイツは

ずっと、消えたかった、死にたかった、忘れられたかった

それでもこの

”価値”

と言う意味の名前が邪魔をした

だから僕は逃げた、責任から、価値から

片割れを道連れにして

一緒に逃げよう

その言葉が嬉しかった

今まで興味を示してくれなかった片割れが

何もできない私に声を掛けてくれて

そう、手を差し伸べてきてくれた

数秒差で生まれてきただけで圧倒的な魔力差があった

なんら一本線と変わらない魔力量

容量も悪い私は生まれた瞬間に

“虚無”

と言う意味の名前を付けられた

その名前は私をどれだけ苦しませたか、どれだけ悲しませたか

だから、片割れを使って家から逃げ出した

ニヒル・マドル

こ、ここがイーストン

ニヒル・マドル

(うっわぁ、話には聞いてたけど大きいなぁ)

mob

ねぇ

ニヒル・マドル

はっ、はい

mob

名前は?

ニヒル・マドル

ニh、

アクシア・マドル

何でアンタなんかに教える必要があんの

ニヒル・マドル

アクシア!?

ニヒル・マドル

(ななな、何でそんな事!?)

mob

へぇ..本当だったんだぁ、マドル家の双子が家出したって

ニヒル・マドル

ビクッ

アクシア・マドル

それが何か?

mob

いや、そっちの落ちこぼれはわかるけどさぁ、君みたいな秀才が家出するなんてねぇ

ニヒル・マドル

(落ちこぼれ………)

アクシア・マドル

おい(圧)

mob

な、何よ

アクシア・マドル

今、ニヒルのこと何つった?あ“?

mob

は?本当のことじゃんw

ニヒル・マドル

ア、アクシア、いいよ本当だし…

mob

ほら!コイツだってそう言って、

アクシア・マドル

黙れ(殺気)

mob

ッッ!?

アクシア・マドル

次ニヒルの事を馬鹿にしてみろ

アクシア・マドル

”殺すぞ”(殺気)

mob

ヒッッ…:;:(;゙゚'ω゚'):;:

mob

こ、このくらいにしといてあげる!((ダッ

ニヒル・マドル

・・・・・

アクシア・マドル

ふん、二度と来るんじゃねぇ

アクシア・マドル

ニヒルも、あんなのに絡まれたらやり返して良いんだよ

ニヒル・マドル

え、えぇ?

ニヒル・マドル

で、でも、私が落ちこぼれてるのは本当だし

アクシア・マドル

あんなの気にしなくて良い、どうせ雑魚の戯言だ

アクシア・マドル

それに、ニヒルは絶対強くなる、絶対に

ニヒル・マドル

え、そんなわけ、

アクシア・マドル

わかった?(圧)

ニヒル・マドル

あ、はぁい

ニヒル・マドル

(こ、これからの試験に不安しかない)

マドル家の末っ子双子は絶賛反抗期(?)中

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