浅見は人気者 ~38話~
夢
(明日からは一緒に登下校できないのか…)
夢
(連絡入れようっと)
夢
「もう家?」
誠
「家」
夢
「明日から一緒に登下校できない。あとあまり話しかけないで、関わるのも減らそ…」
夢
😭😭
夢
(なんで幼なじみもダメなのよ…凛のばか)
誠
「え、なんでよ。急などうしたの」
誠
「もしかして俺の事嫌いだった?」
夢
(嫌いなわけないじゃん)
夢
「別にそういうことではない」
誠
「じゃあ何?なにか理由あるなら言えよ」
夢
「言えない」
誠
「は?言えないようなことあるんだ、何十年も一緒に過ごしてきた人にも言えないような重大なことが」
夢
「だって…」
誠
「まぁいいや。1人になるけど気をつけてね」
夢
「ありがとう」
夢
(やっぱり最後は優しいのがまこっちゃんなんだよな😭)
凛
夢おはよぉ~
夢
あ、おはよう
夢
(なんなの?!あの日のことはなかったことになってる訳?)
航平
あれー?お前1人?
誠
まーなんか色々あってね笑
航平
何、喧嘩か?
誠
違うよ大丈夫
夢
(やっぱり優しいんだな)
凛
夢?誰見てた?
夢
あ、いや誰も?笑
凛
バレてるからね?そういうのやめてって言ったよね
パンパン
凛は夢に黒板消しの粉をかけた
夢
ゴホッゴホッ💦
夢
く、苦しい
凛
フンっ
そう言って凛はどこかへ行った
夢
誰か…
航平
夢ちゃん?!
夢
航平くん
航平
無理して話さなくていいよ、口ゆすいで保健室行こっか
夢
うん🥲
誠
(なんで俺に助け求めなかったんだよ)
航平
あれー、先生いないみたい
夢
あ、そうなのか
航平
ベット使っちゃえよ、来たら事情説明しとくから
夢
ありがと
夢
(航平くんかっこいい…優しいし)
誠
凛!凛!凛!
誠は廊下で叫んだ
凛
あ、誠くん!どうした?
誠
いやいや、どうした?じゃないだろ?
凛
なんの事?
誠
はぁ
誠
お前ってそういう奴だったのか
凛
な、何よ急に
誠
ガッカリした。謝るまで口聞かないから
凛
ちょっと待ってよ、私が何かしたって言うの?!
誠
夢になんで手出した?
凛
だって約束破ったんだよ
凛
破ったらこうなるってもう先に伝えてたのに
誠
何それ、俺関わってんの?
凛
いや?全く関係ないから大丈夫♡早く教室戻ろーよ
誠
ごめんだけど無理だわ
凛
えなんで?
誠
ごめん人としてお前無理
夢
航平くん戻らなくていいの?
航平
サボりたいし笑
航平
しかも…
夢
しかも?
航平
なんでもねーよ笑
それから2人は話したりして保健室ですごした
誠
夢?!
夢
まこっちゃん?!
航平
あ
航平
え?
誠
大丈夫か?おまえ
夢
なんてことないよ
航平
俺邪魔だよね笑
航平
じゃっおっ先ー!
夢
え!そんなことないよ!ありがとう💦
誠
(nice航平!俺が2人になりたいことわかっててくれてる)
航平
(誠!2人で幸せな時間過ごしなさい!笑)
誠
んでー、凛には謝られたの?
夢
…いや?
誠
謝るまで口聞かなくていいからね。俺がそう言っといた
夢
ありがとう
誠
学校でも俺から離れなくていいから、そうすれば安心だからね
夢
ありがとう
夢
こういう時はすごい頼りになる
誠
ふざけんないつもだろ笑
夢
あーはいはい笑
誠
もうこんな時間だし帰ろっか笑