────amatsuki────
96猫
村瀬 蛍
96ちゃんが蛍っちの腕をつかみ、階段を駆け上がっていく
センラさん
そらるさんとアイコンタクト(だっけ)をとり、2階へ上がった
浦田さん
まふ
最後の2人も就寝しようと上がろうとするが、
天月
浦田さんの裾をがっちり掴んだ
浦田さん
眠そうに目を擦りながら僕を見る
天月
僕が問い詰めるように聞くと、 なんだ、そんな事か。 と浦田さんは嫌ぁな感じに口の端を上げた
なんで、こうなったんだろ。
あ、これだけじゃ分かんないよね。
僕は今、ソファで横になってます。
なんか、僕もベットで寝ようとしてたら
浦田さんに
浦田さん
って言われて、気づいたらソファに居た
天月
浦田さんってば 毛布ぐらいくれても良かったのにぃ!
秋の夜の冷たい風から逃れるように体を縮め、
無駄にふっかふかのソファに顔をうずめた
そういや坂田って蛍っちが好きなんだっけ。
1歩間違えたら犯罪だね。
あはは。
........笑えねぇ
えっと、多分蛍っちが18でしょ?
で、坂田が27か28だから....
わぁぁお!10歳差だぁ!
僕が蛍っちの親だったら、そんな年上のやつに娘を預けれないなぁ
うん、うん。
あ、素朴な疑問なんだけど
蛍っちの親ってどんな人なんだろ。
浦田さんの話から聞く限り、一人暮らし。 だと思う
ちょっとしたことで気になってくるよね~
てか蛍っちのこと全然知らないじゃん!
まあこっから仲良くなっていくんだから
焦ることもないけどね。
さ、寝よ寝よ
村瀬 蛍
96猫
私のくしゃみで96ちゃんが飛び起きた
村瀬 蛍
村瀬 蛍
鼻をすすりながら96ちゃんに説明する
96猫
眠気と格闘しながら、96ちゃんは心配そうに聞いてきた
村瀬 蛍
秋だからかな?
私は毛布を多めにとった
96猫
96猫
気をつけなよ。 という視線を私に送ったあと、96ちゃんは背中を向け、眠りにつく
村瀬 蛍
そういう感じなのかなぁ?
まあ、いっか。
明日も早いし、もう寝よ。
────uratamuki────
浦田
ぱっちり覚めた目、大きなあくびをしながら
俺は体を起こす
浦田
ベット脇にあるスマホを取り、時間を確認
浦田
早起きジャーン。
俺、偉いジャーン
まふ
まふ
まふが突然、幸せな寝言を呟く
まふ
まふ
いつの間にかまふの口角は上がりまくっていた
浦田
浦田
スマホを手の上で弄び、リビングに向かった
浦田
誰もいないだろうと適当な決めポーズでリビングに入る
ラッキー。
誰かいたら最悪だったな。
例えば蛍とか。
ん?
あれ?
なんで今、俺、1番に蛍を出した?
他にもっといただろ。
あれぇ?なんでだろ。
それは全く分からんが、一つだけ言えることがある。
「俺は昨日からおかしい。」
おかしい。って言い方もおかしいか
あれっ?何言ってんだ俺
でもなんか変ってことだけは覚えといて
天月
浦田
最近聞いたボケェの声が聞こえてきてソファに目を向ける
天月
あ、そっか
ここで寝かせたんだった
浦田
俺が皮肉を込めてボケェの額にデコピンしようとした時、
天月
浦田
なんちゅう夢見てんだよ
俺はボケェの額にデコピンをくらわそうとしたが、
浦田
何を思ったのか2階へ毛布を取りに行ってやった
バサッと毛布をボケェにかけてやると
天月
天月
と、笑顔で寝言を呟いている
こいつ、起きてんじゃねぇの?
疑いを持った俺は あま が怒りそうな言葉を投げかけた
浦田
天月
でも あま は静かな寝息をたてるだけで寝言を発することはあまりない
寝たな。完全に。
まあ寝たところで悪いんだけど
そろそろ起こさせてもらうよ〜
浦田
だって1人じゃつまんないもん。
天月
浦田
天月
やだじゃねぇんだよ.....!
しょうがねぇ、お前ぇは最後にしてやらぁ
俺は結構イライラしながら階段をあがっていった
『 バンッ!! 』
浦田
浦田
乱暴にドアを開け、2人の肩を揺さぶった
坂田
志麻
浦田
ふたりがなんと言おうと俺は手をとめない
絶対起こしてやる
志麻
志麻
坂田
浦田
志麻
坂田
光の速さで起き上がり、目がぱっちりのままリビングへおりていく
いやー、良かった良かった。
え?別に圧とかかけてないよ?
かけてないよ?ね?
次はセンラんとこでも行くか。
何故か安心してる自分がいる
めっちゃすんなり起きそうじゃない?
浦田
浦田
ほんの少し開いたドアの隙間から顔をひょっこり出すと
スマホをいじってるセンラがいた
センラ
浦田
もう起きてたセンラは敵ではないのだよ......!!
センラは はーい。と俺の脇を通って階段をおりていく
たんたんたんっとリズムのいい音を背中にベットでごろんと横になっているもう1人の方を見つめた
問題はこいつなんだよな......
浦田
浦田
結構強めに揺さぶったつもりだが、
そらるさん
びくりともしないし、何にも言わない
天月だったら「やだぁ...」って言ったじゃん?
この人なーんも言わないの。
恐ろしいね。
まふ
浦田
まふ
いつの間にか俺の後ろにはまふがいて、幽霊みたいにぼそぼそっと何かを言っている
本当に恐ろしいのはこいつだ!
まふ
それだけ言って、ほら、行きましょ。と俺の肩を引いた
浦田
俺は隣の部屋へ移動しようとしたが
まふ
まふは俺の肩を掴んで離さない
浦田
俺はふてくされたようにまふに従った
あれ、なんで俺、今がっかりした?
変な俺。
この話はナシにしよ。
まふ
浦田
浦田
かちゃりと静かに開けたリビングの扉
96猫
すっごいうるさい声が返ってくる
坂田
志麻
あんな駄々こねてたくせに目ぇ覚めてんじゃん
センラ
次々に返事が返ってくるけど、
浦田
蛍の姿が見当たらない
96猫
坂田
ほうほうなるほど。
で、どこ?
まふ
迷っているところでまふがスマホに気づいた
まふ
まふ
まふが多分書かれているであろう文章を読み上げる
LINE交換してたなんて、意外だな。
まふからも目が離せんのぉ.....
坂田
ほぉれ見ろ見ろ
獣の目したアホが食いついたぞぉ...
まふ
あーあ、素直に答えちゃって
まあこんだけ証拠だしといて言い逃れは出来んか
96猫
お、バカがもう1匹
まふ
逃げ場がなくなってきたぞまふまふくん.....!
96猫
坂田
おおっとぉ!両者スマホを取り出したぁ!
96猫
坂田
まふ
まふ
自分のスマホを大事に抱えながら死にそうな顔で呟いた
んなスマホ見られただけで大袈裟な
坂田
坂田
96猫
まふ
坂田
まふ
96猫
お前ら、やめてやれよ、、、、、、
あ、そうだ
めっちゃシリアスに見えるけど、LINEの友達追加しただけだからね?
それから少し時間を進めて
今はもう10時。
なりゆきっていうか、ついでっていうか、
ちょっと分かんないけど 蛍のLINEをみんなゲットしました。
万が一のため。(なんもないと思うけど)
そろそろ起きてもいい時間だと思うけど
そらるさんは起きません。
困ったもんだね
ちゃん、ちゃん....!
終わり。
投稿が遅かったにも関わらず、
意味不明な回をつくってしまったこと。
お詫び申し上げます。
コメント
5件
天月くん、起きたのかい(´•ω•`)