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私の『運命の人』②

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私の『運命の人』②

1 - 私の『運命の人』②

2022年01月14日

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七瀬真菜

《ヤマモトナナコ…》

山本菜々子

そう。アルバム見ればわかると思うよ!私たち話したことあるし。

また、彼女は笑顔を浮かべた。

七瀬真菜

ごめん、家帰ったら見てみる

山本菜々子

覚えてないのが普通だよ笑
私だって薄らだし。

山本菜々子

あ、そうだ!私たち同じ高校なんだね。

七瀬真菜

そう、みたいだね。

山本菜々子

こーたとゆーたはどこの高校に行ったの?

その質問に思わず息が詰まる。

山本菜々子

七瀬真菜

実は…悠太の方は私と一緒の高校なの

七瀬真菜

学科が違うだけなんだけどさ

山本菜々子

え?!まじで?

山本菜々子

やったじゃん!兄弟と同じ高校なんて

七瀬真菜

《いや、…嬉しくないかな。》

山本菜々子

マナちゃんは何科?

山本菜々子

私は園芸造園科だよ

七瀬真菜

わ、私も!同じ、

山本菜々子

え!?本当に?!なら教室まで一緒じゃん!

七瀬真菜

そうだね

山本菜々子

なら、一緒にいこーよ

七瀬真菜

うん。ありがとう。私1人じゃ学校まで辿り着けるか不安だったから助かる

山本菜々子

桜農学高校に行くの初めて?

七瀬真菜

うん、

七瀬真菜

試験の時はお母さんに送ってもらったし、1日体験入学は風邪ひいちゃっていけなくて、入学式も親に送ってもらったの

山本菜々子

あー、じゃあ、本当に初めてなんだ、

山本菜々子

任せて!駅からも歩くから案内するね

七瀬真菜

ありがとう!

胸の前でガッツポーズを取って私をまっすぐ見つめてきた。

本当に心強い。

それが、初対面だもなく、小学校の時の知り合いだなんて。

教室にて。

山本菜々子

まさか、下駄箱が意外と近いっていうのに驚き

七瀬真菜

たしかに、出席番号的に離れてる方かと思った。

山本菜々子

まー、席は離れちゃったけどね、

七瀬真菜

端と端じゃないからまだいいよね

山本菜々子

うんうん!

山本菜々子

休み時間沢山話せるじゃんね!

七瀬真菜

そうだね!

すっかり私達2人は仲良くなっていた

山本菜々子

あ、そうそう、真菜って何か好きなアイドルとかいんの?

七瀬真菜

い、居ないかな…
菜々子ちゃんはいるの?

山本菜々子

私は〜…
いっぱいいる、私広く浅くなのよ

七瀬真菜

《広く、浅く…?》

山本菜々子

ちなみに最近1番推してるのがこの人

七瀬真菜

推し?

山本菜々子

うん。推し!

山本菜々子

見てみてかっこよくない?!
この人ね、歌もダンスもできて、しかも演技も超上手だし、何より馬鹿スタイルいいの!

菜々子の持つスマホ画面には見たことない整った顔をした男性

きっとテレビに出ている人であろう。

七瀬真菜

かっこいいね。

七瀬真菜

でも、私、そういうのには疎いんだ。

七瀬真菜

テレビも見ないし、スマホも買ってもらったばかりだから。

山本菜々子

え、じゃあ、全く知らないわけ?

七瀬真菜

そうなの。
恥ずかしながら…

山本菜々子

これから、私が叩き込んであげるよ!

七瀬真菜

あ、ありがとう

それからの私たちは毎日のように一緒にいるようになった。

もちろん、行きも帰りも一緒だった。

最後まで読んでくださり ありがとうございます☺️

こんにちは。松岡杏菜です。

いや、ちょっとストーリーは頭の中で

えがいているのに、実際文字で表すと

なかなか手が動きません。

第3話からいよいよ、

真菜ちゃんの『運命の人』

が登場しますよ。

後々、この1.2話が無駄ではなかったと

思える日が来ますよ

なので、

欠かさず読んでくださいね。

それではまた。

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