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コメント
6件
わぁ〜次はいるま氏かな?
投稿ありがとうございます💕 らんくんに、そんな過去が... 幸せになってほしいですねぇ😢✨ ♥️1000押させていただきました!
らんはなんで、
“殺し屋“になったんだ?
らん〈舞桜〉
いつかは、話そうと思っていた、
俺の過去の話。
らん〈舞桜〉
らん〈舞桜〉
俺が、殺し屋になった理由を。
俺の家は、母と父と、使用人とで暮らしていた。
いつも笑顔溢れる、優しい母と、
時に厳しく、頼りになる父。
俺は、幸せだった。
毎日が楽しかった。
俺の家は、とても裕福だった。
困ることは、何一つなく。
でも、だからかな。
俺の両親は、殺し屋に殺されたんだ。
使用人
父
らん〈舞桜〉
父さんは、俺の目の前で殺された。
母
母さんも、俺を逃して…。
使用人
使用人
らん〈舞桜〉
俺は、使用人の1人に戸棚の中に隠れているよう言われた。
外から鍵をかけられ、俺は1人暗闇の中で震えていた。
外では、悲鳴や怒号が聞こえる。
ガキもいるはずだ!
探せ!!
らん〈舞桜〉
どれくらい時間が経ったかな。
何も聞こえなくなったんだ。
ようやく、終わったと思った。
だけど…、
殺し屋
戸を、開けられた。
殺し屋
部屋の中には、いくつもの死体が見えた。
屋敷の警備は全滅。
殺し屋も生き残ったのは1人だけだった。
らん〈舞桜〉
俺は、恐怖で何も考えられなくなっていた。
“とにかく、逃げないと。”
そう思って、なんとか走り出したんだ。
殺し屋
らん〈舞桜〉
俺が住んでた家のはずなのに、
その時は部屋の位置とか、自分がいる場所とか、
何もわからなくなってて。
とにかくあいつから離れようと必死だった。
逃げた先で辿り着いたのは、キッチンだった。
殺し屋
らん〈舞桜〉
らん〈舞桜〉
俺は、後退りするしかなかった。
らん〈舞桜〉
やがて、壁につく。
その時、何かが手に触れたんだ。
らん〈舞桜〉
それは、料理用のナイフだった。
らん〈舞桜〉
殺し屋は、出口を塞いでいる。
もう逃げることはできない。
殺されるくらいなら、殺せ。
その瞬間、俺の中で何かが弾けた。
らん〈舞桜〉
殺し屋
俺は、ナイフを持って殺し屋に襲いかかった。
あいつも、まさか子供が反撃してくるなんて思ってもいなかったんだろうな。
いとも簡単に、ナイフは刺さった。
らん〈舞桜〉
俺は、何度も刺した。
頭を掴まれても
腕が痛くなっても
…あいつが死んでも、刺し続けた。
らん〈舞桜〉
殺し屋
気がつくと、辺りには血溜まりかできていた。
奴の声。
人を刺す感触。
生臭い匂い。
きっと、一生忘れることはない。
…忘れることのできない。
らん〈舞桜〉
もう全部が、どうでも良くなった。
俺は、動くこともできなくなっていた。
それから3日、俺はその死体と一緒にいた。
側に座り込んで、何も考えずに。
あの時から、俺は変わってしまったんだ。
らん〈舞桜〉
3日後、誰かが家の中に入ってきた。
うっわー、こりゃ酷い。
全滅かー?
弟子
先生
そいつらは、俺のところに集まってきた。
弟子
らん〈舞桜〉
静かに頷いた俺に、彼らは優しい顔を見せた。
弟子
先生
らん〈舞桜〉
先生
先生
らん〈舞桜〉
先生
弟子
先生
先生
弟子
弟子
弟子
先生
弟子
らん〈舞桜〉
先生
らん〈舞桜〉
弟子
先生
先生
先生
先生
…嫌だ。
俺は、先生と呼ばれる男の袖を掴んだ。
らん〈舞桜〉
らん〈舞桜〉
らん〈舞桜〉
弟子
先生
らん〈舞桜〉
先生
先生
そうやって俺は、先生と出会い、
殺し屋になる道を選んだ。
らん〈舞桜〉
いるま《紫斬夢》
殺し屋になって、色々あった。
もちろん、辛いことばっかり。
だけど、
らん〈舞桜〉
らん〈舞桜〉
らん〈舞桜〉
らん〈舞桜〉
俺は、いるまを見つめた。
いるまと、目が合う。
らん〈舞桜〉
いるま《紫斬夢》
辛い現実の中にも、光はある。
いるま。
いるまはあの日、世界で1番大切な人を亡くした俺の、
暗い暗い底に落ちた心を、照らしてくれたんだ。