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ある日の昼休み、教室では水雫がクラスメイトの陽葵と楽しそうに話していた

その光景を神風がふと目にすると、いつもとは少し違う雰囲気に気づいた

水雫は、普段見せるおとなしげな微笑みとは違い、心から弾けるような笑顔で陽葵と話していた

その笑顔にはまるで、何かを隠そうとする影が全くなく、純粋で明るい輝きがあった

日之影 陽葵

ねえ、水雫、ほんとにあのときの先生の顔、面白かったよね!

日之影 陽葵

あんなに焦るなんて!

月宮水雫

うん、あれは本当にびっくりしたよ!

月宮水雫

先生があんなに動揺するなんて、なかなか見られないよね!

その瞬間、彼女が抱える何か重いものを忘れて、本当の自分を出しているように感じられた

まるで、心の中にしまい込んだ闇や秘密が、今だけは存在しないかのように、ただ無邪気に楽しんでいる

黒崎黎

おい、神風、どうかしたのか?

ぼんやりと見つめる神風に気づいた黎が、不思議そうに声をかける

天野神風

あ、いや…

神風は少し照れくさそうに視線を逸らしながら、もう一度水雫の方を見た

彼女の明るい笑顔に触れて、思わず胸が温かくなる

天野神風

なんかさ、あんな水雫の笑顔、あんまり見たことねぇから…

黒崎黎

確かにな

黒崎黎

いつもおとなしい感じだから、ああやって笑ってるのは珍しいな

詩音もその様子をちらりと見て、にっこりと微笑んだ

秋山詩音

うん、すごく素敵だよね

秋山詩音

あの笑顔がずっと見られるなら、きっと水雫ちゃんももっと楽になるんだろうな

三人はしばらく水雫と陽葵の会話を遠くから見守っていた

その笑顔が、彼女にとってどれだけ貴重なものであるかを、自然と感じ取っていたのかもしれない

天野神風

(水雫が、こんなふうに心から笑える日が毎日続けばいいのにな…)

そんな思いを胸に抱きながら、神風は彼女の笑顔がもう少し続くよう祈るのだった

そして、彼女がその笑顔を隠さずにいられるよう、もっと支えてあげたいと心に決めた

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