山崎かおる
…
山崎かおる
やっぱり皆いないんだよね…
山崎かおる
暇だよ…
山崎かおる
ドッキリ…とか?
山崎かおる
ドッキリだったら、随分びっくりしたから…
山崎かおる
違うの…
陽子
今日の犠牲者はゆう…もう死んでるの?
陽子
わかった
陽子
明日の犠牲者は
山崎かおる
もうわかってる…
陽子
かおるよ
山崎かおる
うんそうよね
陽子
本当はこんなこと…
陽子
いやっお父様の命令…
山崎かおる
はぁ…
陽子
…こんにちは
山崎かおる
…
陽子
すみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみません
山崎かおる
…
陽子
こんなこと…
カッターを、陽子自分自身に向ける
陽子
もう嫌だ…
山崎かおる
え
山崎かおる
ダメだよ…そんなの…
陽子
もう生きてる意味なんて…
山崎かおる
自分を失ったらダメ…大切な人が居なくなるって悲しいよね?
陽子
え?
山崎かおる
人生100年貴方は、まだ13歳くらいでしょ?
陽子
私は、夢がない…
山崎かおる
若いのに夢を失ったらダメ。
ちゃんと、我に返り楽しい人生を歩まないと
ちゃんと、我に返り楽しい人生を歩まないと
陽子
でも私は、かおるさんの友達を殺った張本人なんだよ…許せないよね…
山崎かおる
大丈夫人間絶望だってある。
陽子
ありがとう目が覚めた…さよなら
陽子の正体は、13歳で亡くなった行方不明の少女だった
その子は、お父様の命令、という夢を見ていた。
山崎かおる
私は、皆の分まで生きて、楽しむね