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千雪
どうも
千雪
えっと、もうちょいで主様は戻ると思います
千雪
多分ね
千雪
それでは
千雪
どうぞ
総司
ｹﾞﾎｹﾞﾎ
千雪
総司大丈夫？
総司
う、うん、
総司
千雪くんも、大丈夫？
千雪
僕は大丈夫だよ
総司
良かった……
勇
具合はどうだ？総司
勇
千雪くんもいたのか
千雪
うん、様子見に来てた
勇
そうか
勇
おいおい寝てなきゃダメだろ？
勇
すっかり身体が冷えているじゃないか
総司
大丈夫ですよ
勇
いやぁ！いかん！
勇
冷えは万病の元だからな！
勇
あぁ雪村くん
千鶴
はい？
勇
すまんが熱いお茶を1杯貰えないか？
千鶴
はい！
総司
近藤さんの匂いがする
勇
む？臭うか？
総司
あはは
千雪
あはは！
勇
ん？何がおかしいんだ？千雪くん総司
総司
いえ、別に
総司
僕は近藤さんのそういうところ好きですよ
千雪
そうだね
勇
好きって俺の匂いがか？
総司
あはは
歳三
近藤さんそろそろでかけねぇと
勇
あぁ
総司
……(飲む)
総司
何？さっきから
千鶴
ふふ
千鶴
その羽織を着ているとますます近藤さんらしいですね
総司
君本当に生意気言うと斬っちゃうよ？
千雪
総司
総司
ん？
総司
どうしたの？
千雪
ねぇ、総司
総司
なに？
千雪
もし僕が本来の場所に戻るって言ったらどうする？
総司
寂しいけど……承諾するよ
千雪
ありがとう
歳三
本来ここは部外者は立ち入り禁止なんだが一体なんのようだ？
千姫
ごめんなさいどうしても今日話さなきゃいけない話があって
千鶴
あのお茶持ってきます
千姫
いえ、話が終わったらお暇するし
千姫
あなたにもここにいて聞いて欲しいの
千鶴
はい
千姫
話というのは他でもありません羅刹のことです
歳三
羅刹？
千姫
単刀直入に伺います
千姫
彼らは失敗作だと言うのにいつまでいつまで使う気なのですか？
千姫
あれはあなたがたの手に余るもの
千姫
これ以上新選組が羅刹に関わるものではありません！
歳三
失敗作かどうかは俺たちが決めることだ
歳三
あんたがたにごちゃごちゃ言われる筋合いはねぇよ
君菊
ではその羅刹の方が見回りと称して辻斬りをしてるのはご存知ですか？
歳三
なに？
千雪
(まさか、)
君菊
彼らが突然壊れる症状は何らと改善されていません
君菊
都の治安を守る役目の方々がなんの罪もない民を斬るなんて本末転倒もいいところです
千姫
それからもうひとつ
千姫
千鶴ちゃん千雪くんここを出て私達と一緒に来ない？
千鶴
え？
千雪
え、
君菊
もう時期京は戦場となります
千姫
前にも言ったけどあの時とは状況が違うわ
千姫
千鶴ちゃんも千雪くんもわかるでしょ？
千鶴
うん、
千姫
それにあなた達が私たちと来ればこの人も戦に専念できる
千鶴
私は……
歳三
出ていきたくねぇんだろ？
千鶴
え？
歳三
だったら余計なことを考える必要はねぇ
歳三
ここにいりゃぁいい
千雪
トシさん……
歳三
千鶴送ってやれ
千鶴
あ、はい！
歳三
千雪……
千雪
はい
歳三
おめぇは次の戦いの後どうするんだ？
千雪
風間千景と一緒に共に行こうと思います
歳三
てことは敵に……か？
千雪
いえ、僕はどこのところにも味方はしません
歳三
は？
千雪
僕はトシさんたちにいっぱい助けられたから……
千雪
だから！新政府軍との戦いとか人間の戦いにはどこにもつく気は無い
歳三
そうかよ、
千雪
うん、
千雪
じゃあ僕行くね
歳三
おう
千雪
終わり
千雪
また明後日も見てね
千雪
またね
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