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コメント
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コメント失礼します。 何度もすみません…!繰り返し読み返させて頂いて思ったのですが、イタ王が別れる最後、「またね」では無く「じゃあね」と言っていたり、時期を見るに降伏が頭に過ぎる程追い詰められている最中、"もしも戦争がなかったら"という現実逃避のような、甘い虚構に無意識のうちに逃げていたのでは無いかと勝手に妄想していました…(文字数制限のため下に続きます)

もしかして私のリクエストですか…!? そうでしたら本当にありがとうございます…!!イタ王が何て言いかけていたのか、想像がとても膨らみます。そしてイタ王が降伏する数日前に誘っていた…ということは既に予知していていたのではないかとも受け取れて非常に泣けます……。史実と少し絡めて書かれていたりと、もう全てが好きすぎます…!何度も読み返させて頂きます✨改めまして、執筆してくださりありがとうございました!!
⚠ATTENTION⚠
・BL ・枢軸国 ・切ない ・センシティブなし
⚠史実ネタ有り
⚠すべて史実通りではありません。
⚠️戦争賛美、政治的な意図、政治思想、思想的な主張は決してございませんのでご了承ください ⚠️すべて、私の妄想です。
では、どうぞ⬇
夜は静かだった。
作戦会議はとうに終わり、建物の中もほとんど人の気配がない。 広い会議室には、まだ地図と書類が机の上に広がったままだった。
ランプの灯りが、三つの影を長く伸ばしている。
ナチス、日帝、そしてイタ王。
三人だけが、まだ席に残っていた。
しばらく誰も口を開かなかった。 会議の後の沈黙はいつも重いものだが、今夜はそれが特に長く感じられた。
やがて、イタ王が椅子の背にもたれながら口を開く。
イタ王
軽い声だった。
ナチスが視線を向ける。
ナチ
イタ王
イタ王はそう言って、どこから持ってきたのか酒瓶を机の上に置いた。
ナチスは露骨に顔をしかめる。
ナチ
イタ王
イタ王は笑った。
イタ王
ナチスは一瞬考えたが、否定もしなかった。 日帝はそのやり取りを静かに見ていたが、特に止める様子もない。
結局、三人はそのまま席に座り直し、グラスに酒を注ぐことになった。
静かな夜の中で、グラスの触れ合う小さな音が響いた。
しばらくは、ただ酒を飲むだけだった。
やがてイタ王が小さく笑う。
イタ王
ナチスが眉をひそめる。
ナチ
イタ王
イタ王はグラスを軽く揺らしながら言う。
イタ王
ナチスは即座に答えた。
ナチ
日帝も静かに頷く。
日帝
イタ王
イタ王は肩をすくめた。
イタ王
ナチ
ナチスが平然と言う。
日帝も小さく頷いた。
日帝
イタ王
イタ王は苦笑した。
それでも、その場の空気はどこか穏やかだった。
最初に会った頃のような警戒心は、もうそこにはない。
三人の間には、長い時間を共にした者だけが持つ静かな信頼があった。
酒は少しずつ減っていく。
やがて会話は途切れ、部屋には再び沈黙が落ちた。
外では風が吹いているのか、窓がかすかに鳴った。
ふと、イタ王が口を開く。
イタ王
その声は、さっきより少し低かった。
ナチスが視線を上げる。
日帝も顔を向ける。
イタ王は少し考えるように、グラスの中の酒を見つめていた。
それから言う。
イタ王
そこで一度言葉が止まる。
イタ王
ナチスはすぐに答えた。
ナチ
その口調はいつも通りだった。
イタ王
イタ王は苦笑する。
イタ王
ナチスは何も言わない。
日帝もまた、沈黙していた。
イタ王は続ける。
イタ王
イタ王
その言葉は、途中で止まった。
ナチスが怪訝そうに眉をひそめる。
ナチ
日帝も静かに尋ねる。
日帝
イタ王は二人を見た。
ほんの一瞬だけ、迷うような表情を浮かべる。
しかし次の瞬間には、いつもの笑顔に戻っていた。
イタ王
そう言って、グラスの酒を一気に飲み干す。
ナチスは少し納得していない様子だったが、それ以上は何も言わなかった。
日帝だけが、黙ったままだった。
その目は、静かに伏せられていた。
夜はゆっくりと過ぎていく。
やがて、窓の外が少しずつ明るくなり始めた。
誰からともなく立ち上がる。
もう時間だった。
イタ王が軽く手を振る。
イタ王
ナチスが短く答える。
ナチ
日帝も頷いた
日帝
それだけだった。
三人は、それぞれ別の方向へ歩き出す。
……誰も振り返らなかった。
数日後。
報告が届く。
イタリア王国が降伏した。
その知らせを聞いた時、ナチスはしばらく何も言わなかった。
ただ黙って立っていた。
怒りも、言葉もなかった。
日帝もまた、沈黙していた。
ただ一つだけ、思い出していた。
あの夜のことを。
イタ王が言いかけた言葉。
イタ王
その続きを、日帝は聞かなかった。
……聞かなくてよかったのかもしれない。
きっとそれは、聞いてはいけない言葉だったのだろう。
だから今でも、誰も知らない。
あの夜、 イタ王が何を言おうとしていたのかを。
…THE END
どうでしょうか…
気に入っていただければ嬉しいです…!
では、リクエストありがとうございました!✨