ごめんね、【完結済み】

今回長いんで、お話が読みたい方はどんどん飛ばしちゃってください！

📢説明しよう！主は北海道に住んでいるのです！

※キャラ変注意※ 紫ーくんでてきません その他もろもろ苦手さんは回れ右です！

それじゃ…

れっつごー！！！

あの日から、何事もなく過ぎる毎日に

嫌気がさしていた

誰にも言えなくて、辛くて

誰にも迷惑をかけずに、この世から消えてしまいたい

下校時間が過ぎた夜の学校

そこで屋上から飛び降りようか

実際その場になると怖いくせに

でも、生きていることの方が

怖くて、辛い

コンコン

どこか納得いかない声のるぅとくん

そうやって心配される方が、逆に辛い

無視してくれればいいのに…

学校です☆ いや、早くないです。 はい。早くないです。

バシャンッ

いつも通りの出来事に、なにも思うことはない

普通に考えて、わからないのだろうか

クラスメイトの視線が一気に僕に集まった時

ガラッ

汗だくになったるぅとくんが姿を現す

心配したような、どこか怒っているような、るぅとくんの表情

これ以上僕をかばうと、るぅとくんまでいじめられる

僕にはわかるよ

るぅとくんはわからないだろうけどね

ガンッ ﾄﾞﾝｯ ガシャンッ

大きな音と共に、鋭い痛みが走る

後ろへ飛んだ僕の体は、思い切り机にぶつかって跳ね返る

頭をかきながら去っていく後ろ姿を横目に、教室で1人座り込む

目の前にある地獄と、日に日に弱っていく僕自身に絶望しかない

そう強く思った

ガンッ ドゴッ ガシャンッ

カランｯ

鉄のような音がして目を開けると、目の前に鉄バッドが見えた

それも、本格的な

ゴンッ

鈍い音とともに頭が割れるように痛む

痛すぎて、声も出ない

そのうち、視界にぼやがかかってくる

耳鳴りだけが響いて、周りの音は一切聞こえない

まるで、コマ送りの光景を見ているようだった

一瞬聞こえたのはその声

すぐになにも聞こえなくなって、その場に倒れこむ

意識がもうろうとしてくるのが自分でも分かった

もういっそのこと、このまま死ねればいいのに

呼んでも意味はない

とっくにるぅとくんは家に帰っている

あぁ…

いいことおもいついちゃった

続く…