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ユウ
「勝者 ユウ・ウェルガー」
ナナ
ユウ
ナナ
ユウ
ナナ
お兄様が代表取締役代理として出張に行ってる間、お兄様に申し込まれた戦闘は全部私が引き受けていた
今日はもう既に6試合済ませている
ナナ
1試合やるだけでもかなりの集中力と体力を消耗する
その上ユウは絶対に負けてはいけないプレッシャーも掛かっている
「戦闘開始」
ピーッと鳴り響く開始音を聞いてまたモニターを見る
ナナ
ユウの会社のテロ事件が起こってから各場所でテロ事件が発生している
最近、世の中は何かがおかしい
ナナ
話を聞く限り沢山の犠牲者がいる
急に現れたテロ組織「YG」 次々と会社の爆破を繰り返す彼らは機体を使って破壊してまわっている
「勝者 ユウ・ウェルガー」
ユウ
ナナ
ナナ
ナナ
ユウ
ユウ
ユウ
ナナ
父が意識不明の重体で今も病院で治療中
兄も忙しく学園に来れない
何かやれる事は無いかと探したユウが決めた事だ
私が止める理由は無い
ナナ
ナナ
ナナ
ユウ
ユウ
「戦闘開始」
ユウ
呼吸がしにくくなりクラっと一瞬意識を持ってかれそうになってきていた
「同調レベル6」
ユウ
ユウ
身体にある血管一つ一つに流れる血が燃えるように熱くなってる感覚
ユウ
レヴァ
ユウ
レヴァ
ユウ
レヴァ
ユウ
レヴァ
レヴァ
ユウ
ユウ
「勝者 ユウ・ウェルガー」
鳴り響くコールに力が抜けて操縦席にもたれ掛かる
ナナ
ナナ
ハッチに機体が乗り収納庫に運ばれた
ガチャッ
ナナ
ユウ
コックピットを開けられ収納庫の光を背にナナが現れた
ユウ
ユウ
ユウ
ナナ
ユウ
ユウ
私を心配して近づいてくるナナをガシッと抱きしめた
ナナ
ユウ
ユウ
ナナ
急に抱きしめてきたユウに驚きつつも背中を撫でると異常な体温に驚いた
ナナ
ナナ
ユウ
ユウ
ナナ
すりすりと私の首に鼻をつけてスっと嗅いでくる
ユウ
ナナ
ナナ
ユウ
急に力が抜けユウはぐったりとして動かなくなった
ナナ
レヴァ
レヴァ
ナナ
レヴァ
レヴァ
ナナ
ユウ
ナナ
ナナ
ナナ
レヴァ
ナナ
ナナ
レヴァ
レヴァ
レヴァ
レヴァ
ナナ
ナナ
とりあえずユウを支えて地上に降り、部屋まで連れていった
疲労がたたったのか休日の間ユウは ずっと眠っていた
起きた時はケロッとしていたが、私は目を覚まさないんじゃないかと気が気じゃなかった
正直、またこんな事が続くなら もうユウを戦わせたくない
ナナ