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コメント
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……コツコツ …タッタッタッー
足音がはっきりと聞こえる。
どの方角で人が動いているのかが怖いほど分かってしまう自分がいた。
初
初
ここまで来れば流石にそう簡単にはメンバーも来ないだろう。
初
…それにしても寒い。
12月というこの冬に日が沈みかけていれば、いくら厚着をしても寒いのには寒い。
だが今は、Yシャツにブレザーという如何にも制服の他ない恰好。
北風も強くなってきているこの気候に耐えることは出来なかった。
風を凌げる場所…
初
…行くか。
………ガラガラ――
初
必死に息を殺してドアを閉める。
初
恐怖で変な汗が止まらなかった。
あの状態でメンバーに会ったらどうなるのだろうか。
想像もしたくない事実だった。
初
言葉にならない嗚咽が漏れる。
それは…
―――ドタッ……バタバタ…コツッ
…コツコツッコツッ………
初
誰かの足音が着実に近づいてきているからだった――
初
「来ないでくれ。」
「来ないでくれ―――」
初
必死にそう願った。
確実に近づいて来ているという事は分かっていたのに。
それでも何かに怯えている自分がいた。
コツッ……
初
悠
悠
目の前には悠くんが居た。
それも、何か欲情している雰囲気で。
悠
初
初
悠
悠くんは息絶えながら俺を拒む。
その雰囲気から”察して”しまった。
悠くんは俺を―――
初
悠
突然の痛みに思わず声が出てしまう。
反射的に鎖骨を見ると、噛まれたところが赤くなっていた。
いわゆる”キスマ”が付いていた。
悠
苦しそうに語りかける。
初
悠
「我慢できへん…///♡」
そう言いながら徐々に近づいてくる。
いくら何でもメンバーとこのような関係になりたくなかった。
引き身になって必死に拒む。
初
悠
初
気付けば身体が腕の中にあった。
初
悠
初
離れようとしても異常な腕力が俺を離さない。
しかも甘いキスで俺をどんどんと堕としていく。
悠
悠
「許してくれへん///?」
その言葉に悶えてしまった。
初
大切な仲間である悠くんを簡単に拒めなかったから――
悠
初
声を出さぬうちに足を絡められ、極部を撫でてくる。
初
初
その刺激に、出したくもない声が出てしまう。
悠
悠
初
悠くんの指が俺のナカに入って来た途端、自分も強く欲情してしまった感覚が過る。
ヤバっ…悠くんに押し倒されたら拒めなく…
悠
悠
初
初
自分でも快感を覚えてしまっているのが嫌なほど分かった。
気持ちいいのと共に、力が抜けて女の子座り体制になる。
いつの間にか下は露わになり、冷たいコンクリートに少し気持ち良くなってしまう。
初
初
悠
初
抗えない。
何故か悠くんの予想を拒むことが出来なかった。
身体がどんどん発情していく。
初
悠
ドチュンッ……//♡
初
そのえげつない程の気持ち良さに理性が失われていく。
…ドチュッドチュッ///♡ …ゴリュッゴリュゴリュッ////♡
悠
初
初
悠
初
初
本当に頭っ…おかしくなりそ…//♡
ゴリュッ//ゴリュゴリュッゴリュ///♡
初
悠
初
ほんまにッ…意識飛びそ…っ”///♡
ドチュッドチュッ///ゴリュッゴリュ//♡ゴリッゴリッ…///♡♡
初
初
初
悠
…ガラガラ
初