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ツイステ夢小説〜監督生とヴィランズ達〜

第17話 - 【で、何の話？】マレウス編(日常読切)

2023年03月05日

#ツイステ

#夢小説

#BL

#詰め合わせ

#二次創作

#男監督生

あいしん

毎日がバタバタしている記憶探しなんて　している暇は無い

それでもふとベンチに腰を下ろして空を見上げて

じっと考えることも、ある

………

何この状況

渡り廊下

エース

ぐはぁ、今日もつっかれたぁ

デュース

おぅ、エースも部活終わりか

エース

おつー
ったく聞いてくれよもぅ

エース

のんびりやるつもりって時に限ってフロイド先輩ノリノリモード…

デュース

エース！あれ見てみろっ！

エース

ん？何、外？

ズイッ

エース

…中庭ベンチ、あそこにいるのって

デュース

リ、リンと…

……………

マレウス

ああ、言語化に悩む様な美しさだ…

リン

うん、クラクラしてきたかも

マレウス

ふっ…この程度で大袈裟だぞ

マレウス

まだまだ知らない世界を見せてやろう、人の子よ

…………

デュース

ド、ドラコニア先輩

エース

確かに知り合いみたいだったけどよ、いざツーショット見せられっと…

デュース

スゲェ

エース

ああ、不釣り合い極まりねー

デュース

何話してるんだ
き、気になる…

エース

関わるな関わるな〜
さ、帰ろうぜ、、

セベク

うぉぉぉぉぉ！若様ーー！
どちらですかぁぁぁ！！

セベク

む！お前達！若様を見ていないか！いつもはもう寮に居られるのに！

エース

…しらねぇ

デュース

しらないな

セベク

これだから人間は！！

セベク

わかさまーーーー！！

ダダダダダダ

エース

マジで帰ろうぜー

デュース

ああ

中庭

マレウス

さて、次のページへ進もう

リン

ちょっ、ちょい待った！！

マレウス

どうした、どこか見返したいページでもあったか？

リン

いや、そうじゃなくてさ

リン

休憩、しません？
俺もぅホントクラクラして

マレウス

む、そうか
ここからの歴史がまた奥深いのだが

マレウス

良い、少し休息をやろう

リン

ふぃ〜〜〜ってもぅ夕方じゃん

マレウス

これからの時間は
また美しく見えるものだ

マレウス

ガーゴイルというものは

リン

ツノ太郎はホント好きなんだなぁ

マレウス

お前はどうなのだ、リン
今日で知識が深めてみて

リン

うーん

リン

正直難しいな
歴史は

マレウス

む…

リン

おー！カッコいい！とか、顔こぇぇ！とかしか出てこなくて

マレウス

ふっ、
それで良い

マレウス

ガーゴイルを極めるのに
人の時間は短過ぎるからな

リン

そうか

リン

なら深く考えずに素直に思った事言ってていい？

マレウス

ああ、許可しよう
気になる事があれば僕が説明してやろう

リン

あはは！
超豪華なツアーじゃん！

リン

ま、今日こうやって本眺めてたのも一緒か

マレウス

気になると言う者を放ってはおけないだろう

リン

それもだけど
ツノ太郎がだよ

マレウス

？どういう意味だ

リン

俺、ガーゴイルの事話してる時のツノ太郎の顔

リン

好きなんだよなぁ

リン

内容は難しくても
ワクワクしてくるんだ

マレウス

……

リン

自分が思ってる以上に超イイ顔してる

リン

ツアーなんて行ったら見放題だなっ

リン

いつか、そぅ、、
俺が、

リン

居なくなるまでにさ…

マレウス

……

マレウス

分かった

フワッ…

リン

え？おぉ！？

マレウス

今から行くぞ、リン

リン

ええっ！？

マレウス

そう、時が短いなら全て使えばいい

マレウス

僕の側で僕を見ていればいいだろう

リン

え…

マレウス

ふっ……

それも、いいかもしれない

一瞬でも思ってしまった自分がコワイ

マレウス

さぁ、行くぞ
手を出せ

マレウス

リン

すっ………

リン

……うん…

…ってアカンにきまっとるじゃろうがぁぁー！！

ディアソムニア寮

リリア

全く…儂がこっそり覗き見しとったから良かったものの

マレウス

何がいけなかったのだろうか
リリア

リリア

ふー、取り敢えずアレらを見てみよ

セベク

不甲斐なし！不甲斐なし！！若様の行方を見失うなど！！
あぁ、護衛失格だ僕は！！

シルバー

良く使う中庭を見逃してしまうとは、俺も鍛錬がまだまだでした

シルバー

申し訳ありません

マレウス

……

マレウス

二人共、僕が勝手にした事だ
気にすることでは無い

セベク

しっ、しかしマレウス様…

マレウス

良い

セベク

…はっ！

シルバー

精進致します

リン

……

リン

えーーと

リリア

ん？何じゃ気にせずコーヒーブレイクをするが良いぞ

リン

はぁ

マレウス

しかしリリア
何故僕を止めたのか、まだ理解出来ていないぞ

リリア

そりゃそうじゃ
若さ故の過ちというのはそりゃ甘酸っぱいものだがのぅ

リリア

お主も今は学生！
ここはしっかり保護者面かまさしてもろたわいっ

リリア

まぁ、逃避行の行方も少し気になったが…くふふ

マレウス

？

リン

あ！ヤベ！時間！

リン

俺寮へ帰らないと

リリア

おっと、グリムが腹を空かせておるか

リリア

今日はいろいろすまなんだな
全ては青春という事じゃ

リン

あ、はい？

マレウス

鏡まで送ろう

セベク

な！

リン

大丈夫だよ

セベク

む！

セベク

リン！貴様若様のお優しさを無碍にするのか！
若様！人間如きを見送るなどせずとも結構です！

シルバー

言っていることがめちゃくちゃだぞ、セベク

リリア

もう行ってもうたぞー

コツコツ、コツコツ

リン

今日はありがとう
楽しかった

マレウス

そうか

リン

またさ、続き教えてよ

マレウス

…ああ

リン

じゃあ、また

マレウス

リン

！

マレウス

僕は

マレウス

お前と過ごす時間が嫌いではない

リン

！ははっ

リン

そうか…そうかっ！
ははっ！嬉しいなぁ

マレウス

…そんな飛び跳ねる様な事か

リン

いつか…

マレウス

ああ、いつか…

すぅ………

マレウス

いつか、、

マレウス

時が終わってしまうまでに

マレウス

……

ディアソムニア寮

セベク

若様！ご無事で！

リリア

大袈裟すぎるのぅ

リリア

ん？どうしたマレウスよ
不貞腐れよって

マレウス

僕は普通だが

セベク

しかし若様！リンと顔見知りな事は存じておりましたが、

魔法も使えぬアヤツと何をしておられたのですか？

リリア

(素直に聞きよったわアホウ！！)

リリア

(そりゃ儂も内容までわからんから気になって気になってじゃが！そりゃ気になって仕方ないが！)

シルバー

お…リリア先輩、体が痙攣していますが大丈夫ですか

リリア

くっ…シルバーよ
時に妖精族も色恋沙汰には首突っ込みたくて仕方ないのじゃ

シルバー

？

セベク

リンは何と言うか、常に厄介ごとに巻き込まれている輩です！若様と話す事など何も…

リリア

(くぅ、セベク！ばっちりフラグ立てよってっ！)

マレウス

ガーゴイルだ。

リリア

は？

セベク

え？

シルバー

……はっ！

マレウス

だから、ガーゴイルだ

リリア

二人で座って談笑を？

マレウス

これ以上興味をそそる話が他にあるか？

リリア

逃避行は？

マレウス

逃？僕はお勧めのガーゴイルを見せてやろうとしただけだ

セベク

お、お優しすぎます若様！

リリア

ややこしオーラ出すでないぞマレウスよ！

マレウス

…何なのだ一体

翌朝:オンボロ寮

リン

ふーー！珍しく早起き散歩もいいもんだな

リン

相変わらずボロッボロだな

マレウス

だがそこが良い

リン

わっ！！

マレウス

朝日も良いものだな

リン

…うん

マレウス

ややこしい事をするなと
何故かリリアに怒られてしまってな

リン

え！何で！

マレウス

ガーゴイルの話をお前とするのが何故ややこしいのか

マレウス

理解に苦しむのだが

リン

俺にはもっと分からない…

リン

うーん

リン

…俺は

リン

ツノ太郎の話もしてた
気がする

マレウス

…成程

マレウス

僕も、お前の話をしていた気がするな

マレウス

リン

ははっ

マレウス

ふっ…

………………

リン

あ、セベクの雄叫び聞こえてきた

マレウス

良い朝だ

ツイステ夢小説〜監督生とヴィランズ達〜

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あいしん

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