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次に目が覚めると
そこは知らない天井で
気がついたら後頭部が軽くて
思いのほか勢いよく すんなり体は動いた
世界は昼間のようで、 視界の全てが眩しく感じる
被っていた布団は綺麗に整えられて
枕元にはナースコールのスイッチ
身にまとっている服は どうも着慣れない
どうやらそこは病院の個室らしく
かなり回数も高いようで
すぐそこの窓から見下ろす昼間の街は
私の目にはモノクロの世界で
随分と綺麗に見えた
どうも1人になりたい気分で
ナースコールは呼ばないことにした
白狼伊角
ふと視界に入った新聞が気になって
無意識に手に取る
日付は8月の中旬
少なくとも1週間は眠っていたらしい
ベッドの横にある サイドテーブルに目をやると
新鮮に見える果物が並んでいる
久々に触ったスマートフォンは100%で
いくつもの通知が届いている
病室内は気を使われたのか
担任と医療関係者らしき人以外の 匂いは捉えられない
窓枠に置かれた多肉植物が 太陽に心地よく照らされる
透明的で明るく静かに時が過ぎる
私は悲観的になったと思う
少なくとも目覚めてすぐに思った 自分への感想がそれになる程度には
きっとあの人と話して 感じてはいけない感情が 溢れ出したのだろう
1部の自分しか 思っていなかったことが
今や全体に滲んでいる
きっと私は私の罪を無視しようとしている
でも、だからだろうか
心の奥に空いた穴が
隠せないほどに拡大している
罪は形に
きっとそういうことだろう
どこかいつもより軽い体を持ち上げて
裸足のまま部屋を出た
さっきまで人がいた部屋の部屋番を見ると
「白狼伊角サマ」と書かれた紙
人なんて全然いなくて
何故か心地よく感じた
世界は変わらず白と黒で 支配されている
後ろから声が聞こえた気がした
何も考えず振り向くと
今や担任となった男がたっている
怒っているような変に安堵してるような
随分疲弊しているらしく 顔には疲れが刻まれている
私はその男に連れられ部屋に戻り
男が出ていったと思えば
直ぐに看護師らしき女性を連れて戻ってきた
私は直ぐに そこから出れることになった
担当していた看護師は 私を心底心配していたらしく
最後の最後にはアメをくれた
病院のロビーで 受付嬢と看護師に会釈をして
担任、相澤消太とともに
少ない荷物を持って病院を後にした
相澤消太
相澤消太
相澤消太
相澤消太
相澤消太
相澤消太
白狼伊角
相澤消太
白狼伊角
白狼伊角
白狼伊角
相澤消太
相澤消太
白狼伊角
相澤消太
相澤消太
白狼伊角
白狼伊角
相澤消太
白狼伊角
白狼伊角
白狼伊角
白狼伊角
白狼伊角
相澤消太
相澤消太
相澤消太
相澤消太
相澤消太
相澤消太
相澤消太
相澤消太
相澤消太
相澤消太
相澤消太
白狼伊角
白狼伊角
広々とした空間で自分の声が木霊する
あと4時間もすれば皆が帰ってくる
それまでに部屋作りと買い出しを 済ませなければ
X時間後
白狼伊角
制作:ルームメーカー様
白狼伊角
白狼伊角
白狼伊角
白狼伊角
白狼伊角
白狼伊角
白狼伊角
白狼伊角
久しぶりに来た両親の墓は随分と綺麗で
定期的に誰かが来たことが分かる
両親への供え物の中に
私宛のものもあった
私は死んだことに されてるのかとも思ったが
手紙を読むに生きている前提で 書かれているためそうでも無いらしい
少し洗って
花を供えて
線香と蝋燭に火をつけて 手を合わせる
少し気持ちの区切りが着いたような
そんな気がした
そして私は 荷物片手にアメを口に放り込んで
新しい家への帰路についた
白狼伊角
白狼伊角
白狼伊角
白狼伊角
ガチャ
白狼伊角
白狼伊角
轟焦凍
白狼伊角
白狼伊角
白狼伊角
耳郎響香
上鳴電気
芦戸三奈
切島鋭児郎
麗日お茶子
麗日お茶子
轟焦凍
キュ…
轟焦凍
轟焦凍
轟焦凍
白狼伊角
白狼伊角
白狼伊角
轟焦凍
轟焦凍
白狼伊角
轟焦凍
轟焦凍
白狼伊角
耳郎響香
耳郎響香
飯田天哉
麗日お茶子
八百万百
常闇踏陰
青山優雅
峰田実
障子目蔵
尾白猿尾
瀬呂範太
砂藤力道
口田甲司
爆豪勝己
緑谷出久
緑谷出久
緑谷出久
緑谷出久
白狼伊角
轟焦凍
轟焦凍
ℕ𝕖𝕩𝕥 𝕟𝕠𝕥𝕚𝕔𝕖
ちょっと詳しく